群馬県と新潟県の県境に位置する巻機山(まきはたやま)。標高は1,967mで日本百名山に選ばれています。
麓の南魚沼では機織りが有名で、その神様として崇められてきたのでこの名前が付いたとか。
夏は山頂付近の池塘が有名ですが、積雪期も絶景が堪能できるとの事なので、まだ雪が残る春の残雪期に友人と3人で攻めてきました。
アルプス並みの絶景が堪能でき、大満足な1日となりました。
ルート・コースタイム
一番メジャーな桜坂駐車場からの井戸尾根コースのピストンです。
6:02桜坂駐車場 ⇒ 9:51ニセ巻機山9:55 ⇒ 10:40巻機山山頂12:07 ⇒ 12:42ニセ巻機山13:58 ⇒ 14:50桜坂駐車場
総距離:約13.8km
標高差:約1,513m
合計山行時間:8時間48分
感想としては、ニセ巻機山手前の冬道がけっこう急でピッケル&12本爪アイゼン必要レベルでした。
夏道さえ見つけられれば難易度は下がると思いますが、距離も標高差もけっこうあるタフな山なので、雪山シーズンはある程度雪山歩きに慣れてないとおすすめできないと思いました。

駐車場

桜坂駐車場を利用。
第1~4まであり、100台ぐらい駐車可能との事です。
第2駐車場に綺麗なトイレと靴洗い場があります。
料金は一日500円。帰ってきてから料金所の人に支払いました。

わかりやすいマップあり。

井戸尾根コースズーム。

井戸尾根コース以外は難易度高めの上級者コースなので、注意書きがたくさんありました。

登山記

ガス&小雨でテンションがた落ちですが、晴れ予報を信じて6時ごろ出発。

井戸尾根方面へ。

雪山は靴が汚れないのがいいけど、残雪期の下の方はめっちゃ汚れるんですよね。

殺風景な樹林帯ですが、

春の訪れが。
いい葉になれよ!

一時間ちょっとで五合目へ。
ここから尾根歩き。
ちなみに、桜坂駐車場は二合目みたいです。

めっちゃガスってて少し怖い感じですが、こういう幻想的な景色はけっこう好きです。

ツリーホール地帯へ。

この辺でチェーンアイゼンを履きましょ。

慎重に慎重に。
けっこう神経使いました。

トレースは昨晩の雨でほぼ消えていて、先行者(おそらく2名)のトレースを探すもわからなくなり、こういったピンクテープに助けられました。
本当に感謝です。

GW初日なので混んでるかなーと思ってましたが、全然少なくてトータル20名もいなかったと思います。

幽谷ですね。

出発から2時間ちょっとで巻機山が見えた!
と思わせる、あちらはニセ巻機山(前巻機)らしいです。

たまにこんな巨大な穴が。

実はこの辺左に夏道があったのですが、ガスで発見出来ずあの先行者に付いていったら

急斜面のトラバース・・・

振り返る。
雪が腐っていて滑りやすいしけっこう緊張しました。

そして急な直登・・・

30~40度あるように感じました。けっこう怖かったです。
アイゼン・ピッケル必要レベルです。

急斜面を登り終えるも、トレースが無くなり、なんと藪漕ぎ…

やっと夏道に出れました。
すっごい安堵感。
後続の人たちにも同じ道を辿らせてしまった。

ちょっとロスってしまったけど、出発から4時間ぐらいでやっと九合目のニセ巻機山に到着!

あちらが山頂。
左からぐるっと回り込む感じです。

左奥に割引岳(われめきだけ)。
ピラミダルでかっこいい!

避難小屋有り。

ガス多めでしたが

山頂が近くなると晴れてきましたー!
この辺は夏は最高な湿原だそーな。

気温上昇につき、グッズグズで歩きにくい。。
山頂はすぐそこ!

着いたーー!

出発から4時間40分ぐらいでした。
ちょうどコースタイムと同じぐらいかと思います。

越後三山がどーーん!
左から八海山(1,778m)、越後(魚沼)駒ヶ岳(2,002m)、中ノ岳(2,085m)。
越後駒ヶ岳は百名山、他2つは二百名山で、越後駒だけ登ったのでいつか全部制覇してみたいです。

逆側の登ってきた方面もこれまた絶景!

アルプスに負けてないですよ。

山頂標識はありますが、実はここは「御機屋」という場所でまたもやニセだったらしく、右にもうちょっと行った所に本物の山頂があるみたいなので行ってみましょう。
ちなみにあとで調べて知りましたが、「御機屋」とは機織りの姫が住むとされている神聖な場所なようです。

絶景の中5分ちょっと歩き

本物の山頂に到着。
こんな崩れたケルンがあるだけです。

こちらからのビューもお見事!
左は朝日岳へ延びる稜線。右奥は大好きな谷川岳ですね。

谷川ズーム。
右奥は仙ノ倉山とかかな。
谷川は天神尾根と西黒尾根、どちらも積雪期に登りましたが、ここ巻機山の冬は西黒尾根と同じぐらいの難易度かもです。

左へいくと、向こうに赤城山。

武尊山。
あちらは雪山登りやすいです。

その左に尾瀬の至仏山と

燧ヶ岳が目立ってました。

おそらく平ヶ岳。

反対側には苗場山が。
夏は楽園の様で大好きな山です。

奥には妙高などの頚城三山が見えました。

すぐそこの割引岳に登ってる人がいましたが、今回はパスしました。

手前のニセ巻機山のこんもり具合がなんかいい。
全然ニセなんかじゃない立派なピークですよ。

名山たちを眺めながら贅沢ランチ休憩。

至福のひととき♪
こんな絶景が見れるとは思ってなかったので、達成感もあり幸せな気持ちになりました。

一時間半ぐらいもまったりしてしまい、さーて下りましょう。

この雪模様がいい。

なんかこの辺は会津駒ヶ岳に似てる感じがしました。

帰りのニセ。
登りはガスっててわからなかったけど、こんな絶景だったんですね。

下界もクッキリですわ。

最高ですね、この山。

絶景すぎて何度も立ち止まってしまいました。

雪崩だ!

下りはもっとグズグズになり、ノーアイゼンで駆け下りました。
雪山の下りは膝にも負担かからないし好きです。


下の方は新緑がキレイで

この白い花がキレイでした。

そしてゴーール!
下りは2時間40分ほどでした。

麓の満開なお花に癒され

湯沢温泉の駒子の湯に入って帰宅しました。
充実した山歩きでした。
おしまい
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