雪山初心者が登る冬の天狗岳日帰り登山【渋の湯~東天狗岳ピストン】

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登山記
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八ヶ岳は北八ヶ岳の最高峰・天狗岳。
東天狗岳(2,640m)、西天狗岳(2,645m)と2つピークがあり、日本二百名山に選ばれています。

雪山登山初心者にも人気のお山との事なので、友人と厳冬期である1月に挑んでみました。

ちなみにまだ雪山は3回しか登ったことがない初心者です。

すっごく寒かったですが、白と青の世界に魅了され雪山がもっと大好きになりました。

当初は両ピークに登る予定でしたが、寒さとバテで東天狗岳のみの山行となりました…。

ちなみに、雪山登山におすすめの山はこちら。

雪山登山におすすめの装備・ギアの紹介はこちら。

ルートは冬季の一番メジャーなルートである渋の湯からのピストンになります

コースタイム

渋の湯7:55 → 9:55黒百合ヒュッテ10:40 → 12:00東天狗岳12:10 → 12:57黒百合ヒュッテ14:00 → 15:26渋の湯
総距離:約9.23km 標高差:約795m

日の出の富士山

道の駅・信州蔦木宿で車中泊をし6時起床。登山口である渋の湯へ向かう。

富士様、おはよう!

日の出の八ヶ岳と富士山と月

八ヶ岳の裾野と富士様と月。

快晴でウキウキになるも、風がけっこうあって不安になる。

冬の御射鹿池

有名な映えスポットの御射鹿池は冬はただの雪原でした。

グリーンシーズンの写真はこちら。

渋の湯への道

この辺の登山口へのアクセスはけっこう路面状況悪いところもあるのですが、今回のアクセスは普通で危険個所は無かったです。

渋の湯の駐車場

7時頃に渋の湯の駐車場に到着。

駐車場代は1,000円。
一度受付で先に支払い、そうするとおかみさんが出てきて誘導してくれます。
ちょうど先客を誘導した直後に行ってしまったせいか、めちゃくちゃ無愛想で怖かったです…。

そしてめっちゃくちゃ寒い!-15℃ぐらいでした。
帰ってきたら車内に置いておいたコーヒーがカチコチになってました…。

ちなみにこの駐車場は6時前は来ちゃいけないとの事です。

渋の湯の駐車場

除雪が大変だったりマナー悪いお客さんとか多かったんですかね…。

黒百合ヒュッテさんのHPにも色々と注意書きが書いてありました。

渋の湯の渋御殿湯

こちらが渋の湯の渋御殿湯。

すごくいい感じの温泉で日帰り入浴も可能ですが、時間が13:00-15:00(混雑状況によりお断りする可能性あり)で下山が15:30頃になってしまい今回は入れませんでした。

渋の湯の渋御殿湯前のトイレ

綺麗なトイレあり。

渋の湯の登山口

少し先のこちらの登山口にて登山届を。

渋の湯の登山口前にあるマップ

マップ。

もう一つ南に有名なルートの唐沢鉱泉があるのですが、こちらは毎年1月中旬以降は閉鎖になるためこの時期は渋の湯一択かなーと。

雪の天狗岳の登山道

いきなりこんな景色でテンション上がります!

おそらく昨晩降雪があったらしくふっかふっかの新雪!

チェーンスパイク

著者はチェンスパ装着で行きましたが、ツボ足の人もけっこういました。

モフモフふっかふかですが道は踏み固められてるのですごく歩きやすかったです。

ただし、トレースをはずすと太ももぐらいまでズボっと。

雪の天狗岳の登山道

出発から50分ほどで八方台方面との分岐へ。

雪の天狗岳の登山道

黒百合ヒュッテまでは急登はほとんど無く快適なハイキングでした。

キラキラした雪

キラキラしてて美しい。

青空と霧氷

見上げると八ヶ岳ブルーに芸術的な霧氷。

雪の天狗岳の登山道

先ほどの分岐から30分弱で唐沢鉱泉との分岐に到着。

雪の天狗岳の登山道

この辺からすごいです。

雪の天狗岳の登山道

冷凍庫の世界。

雪の天狗岳の登山道

なかなか見れない世界が広がり、写真撮りたくて全然進まない…。

雪の天狗岳の登山道
雪の天狗岳の登山道を歩く登山者

カラフルが映えます。

雪の天狗岳の登山道の看板

どうもありがとうございます。

おそらくオシャレな黒百合ヒュッテさんがこういう道標を作ってくれてるのか、みんな可愛かったです。

雪の天狗岳の登山道

それにしても、ほんと気持ちのよい道。

雪山サイコー!

厳冬期の天狗岳

青と白の世界にキュンキュンです。

霧氷

自然のアートだ。

青空と霧氷
黒百合ヒュッテ

そしてスタートから約2時間で黒百合ヒュッテに到着。

黒百合ヒュッテ

人気だし来てみたかったんですぅ。

黒百合ヒュッテ

色々と可愛いくてメルヘンチック♪

こちらコロナ前の写真になり今は料金は少し上がっております。詳しくは黒百合ヒュッテさんのHPにて。

黒百合ヒュッテのカレーうどん

めっちゃくちゃ寒いので、カレーうどんで温まる。900円

黒百合ヒュッテのメニュー

今は値段は違いますが、料金表も可愛かったです。

左上にありますが、休憩のみは250円。

黒百合ヒュッテの中

めっちゃくちゃ居心地が良くスタッフさんもすっごく感じ良かったです。

黒百合ヒュッテの中

人気な理由も頷けました。

帰りもこちらで休憩します。

黒百合ヒュッテの前でアイゼン装着

温まったことですし、アイゼンに履き替えて出発しますか。

黒百合ヒュッテの前のテント

こんな寒いのにテント泊してる人が何人かいてビックリしました。

今朝は-20℃ぐらいだったとの事…。

冬の天狗岳の登山道

いい感じの雪のトンネルを歩くこと10分ぐらいで

冬の中山峠

中山峠に到着。こちらを右へ。

左へ行くとニュウや白駒池方向、まっすぐ行くとしらびそ小屋方向に行ける四叉路です。

この辺からは稜線歩きです。

八ヶ岳ブルーと霧氷

いやぁ、ほんとため息が出るぐらい美しい白と青。

冬の天狗岳

そして天狗岳が間近に現れた!

左が東天狗で右が西天狗。

天狗岳から望む奥秩父の山々

森林限界を越えたので眺望良くなりました。

東方向、奥秩父の山々がクリアに見えました。

東天狗岳の登り

東天狗への登り。

東天狗岳を登登山者たち

この辺だけ少し急でした。

東天狗岳を登登山者たち

慣れてる人はストックでも行けそうですが、我々はピッケルを使用。

アイゼンも10本爪以上の方が良いと思います。

東天狗岳を登登山者たち

どピーカンなのですが、風が強くて寒い寒い…。

おそらく体感は-20℃オーバー。

東天狗岳から眺める北八ヶ岳

振り返ると北八ヶ岳。

なだらかで優しい山容。

蓼科山と北横岳

左奥に蓼科山。右奥に北横岳。

蓼科山も初心者のステップアップにおすすめです。

黒百合ヒュッテ

先ほどの黒百合ヒュッテが見えました。

東天狗岳の登り

絶景が広がります。

東天狗岳山頂

見えた!山頂!

この辺の岩場がアイゼン引っ掛けそうだったので慎重に行きました。

左側は切れ落ちてます。

東天狗岳山頂

到着!

黒百合ヒュッテからは一時間半弱でした。

東天狗岳山頂から眺める南八ヶ岳

どーーん!

と南八ヶ岳のイケメン達がお出迎え。

東天狗岳山頂から眺める西天狗岳

そして西天狗岳も目の前に。

もっこりしててい感じです。

東天狗岳山頂から眺める西天狗岳

気持ちよさそうな道ですが、強風でめちゃ寒いのと疲れてしまい今回は帰ることにしました。

東天狗岳山頂から眺める北八ヶ岳

それにしても、すごい絶景。

東天狗岳山頂から眺める北アルプス

北アルプスや

東天狗岳山頂から眺める南アルプス

南アルプスもバッチリ見えました。

東天狗岳山頂

団体さんで賑わっていました。

東天狗岳山頂から眺める北八ヶ岳

さて、帰りましょ。

天狗岳の樹林帯

ウキウキする樹林帯。

足跡の十字路

足跡の十字路。

天狗岳の登山道

気持ちいいい~

天狗岳の登山道

ホワイトワールドを満喫。

天狗岳の登山道
青空とスノーモンスター
青空とスノーモンスター

スノーモンスターたちと戯れながら

黒百合ヒュッテ

山頂から一時間弱で黒百合ヒュッテに帰ってきました。

黒百合ヒュッテのビーフシチュー

名物のビーフシチューをペロリ。セット1,600円。

めちゃくちゃ美味しくて温まったー

黒百合ヒュッテ前で休む登山者

皆さま優雅なランチタイムを過ごされてました。

天狗岳の登山道

帰りも雪の絶景を堪能し

渋の湯登山口

黒百合ヒュッテから一時間半ぐらいでゴーール。

山の宿明治温泉

風呂入りたい!風呂!

てことで、御射鹿池の手前の蓼科・奥蓼科温泉郷にある明治温泉「御射鹿の湯」で日帰り入浴を。

山の宿明治温泉

体が芯から温まりました~

この時は16時手前でも入りましたが、今は少し時間が早くなってるようです。

利用時間11:00~16:00(最終受付15:00)
料金1,000円(小学生以下500円)
定休日不定休
タオルバスタオルレンタル:1枚350円
名入れタオル販売:1枚200円
ホームページhttps://www.meijionsen.jp/hotspring/
不定休なので事前に上記HPにてご確認を
八ヶ岳エコーラインから眺める八ヶ岳

そして帰りに大好きな八ヶ岳エコーラインから八ヶ岳を眺め

八ヶ岳エコーラインから眺める天狗岳

天狗岳にサヨナラしました。

すごく良いお山だったので、いつか西天狗岳を攻めに再訪したいと思います。

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