群馬県と長野県の県境に位置する浅間山の外輪山である黒斑山(くろふやま)。標高は2,404m。
百名山の浅間山の眺望が素晴らしく、冬は雪山登山の入門ルートとして有名です。
友人と2人で登ったのですが、雪で視界が悪く翌年晴天時に同じコースでもう一度リベンジ登山してきました。
なので、基本晴天時の写真ですが降雪時の写真も混ぜてます。
ちなみに、雪山登山におすすめの山はこちら。
雪山登山におすすめの装備・ギアの紹介はこちら。
ルート・コースタイム
一番メジャーな高峰高原・車坂峠からのピストンです。
車坂峠からは眺望良さげな表コース(下)と樹林帯を歩く中コース(上)の2コースあり、登りは表、下りは中コースにしました。
距離は片道約2.5kmで往復約5km。標高差は400mほどで危険個所も無いのでお気楽ハイキングです。
駐車場
高峰高原ビジターセンター前の無料駐車場を利用しました。50台駐車可能。
メインが埋まってる場合は裏手にもあります。
アクセス情報は↓
登山記
こちらより登山スタート!
わかりやすい案内図があったので
ズーム。
黄色の点線のルートだと思います。
浅間山は百名山なのに火山活動でてっぺん踏めないお山。
もっと近くの前掛山まで行ける事もありますが、この時は賽の河原までしか行けなかったので黒斑山のピストンにしました。
なので【日本百名山】のタグ付けてます。
今回はアイゼンも持ってきてましたがチェーンアイゼンにしました。
半分ぐらいアイゼンで、チェーンアイゼンも多数。たまにつぼ足やスノーシューもいました。
カワイイ雪グマ?がいました。
こんな感じの標識あり、登りは表コースへ進みます。
お天気最高!
降雪バージョン。
トレースは硬めでしっかりしてますが、外れると膝ぐらいまでズッポリ。
眺めも最高!!
八ヶ岳と小諸・佐久市内が見渡せます。
中央右の北横岳も雪山入門のお山で、一番右の蓼科山も雪山おすすめですよ。
反対側にはもう2回登っている四阿山(あずまやさん)が綺麗に見えました。
いい眺めだな~
写真だと急に見えますが全然緩やかです。
基本的に急な登りや危険個所は無いので、ほんとビギナー向けだと思います。
抜けの良い景色を堪能しながら
ちょいちょい休憩入れて一時間半ぐらいで
槍ヶ鞘(やりがさや)に到着。
浅間山にこんにちは。
この辺からはずっと浅間山が右に居てくれます。
秩父の山々が見渡せました。
この先だけまあまあ急に見えますが、実際はそこまで急でなかったです。
こんな感じです。
振り返るとご満悦の友人。
トーミの頭に到着。
ここからの浅間が素晴らしい!
もっくもく噴煙出してます。
眺めも最高!
南方向、八ヶ岳方面の抜けが凄いです!
黒斑山のてっぺんをロックオン!その左上のピークです。
すぐそこですが、何気に地味な登りで息が上がり15分ほどで
到着!
出発からは休憩含めて2時間ちょっとでした。
いやぁ、美しい。
均整の取れたガトーショコラです。
美味しそう♪
欲を言えばもうちょっと雪が欲しかったですが。
この縦縞模様がいいですね。
みんな撮影してますね~
山頂はこんな感じで広くはないです。
後ろの茂みでメシ休憩を。
噴煙と雲が繋がってナイスな景観です。
南東を眺めると秩父の山々。
あちらの左側には
ギザギザの妙義山。
手前は軽井沢プリンスのスキー場ですね。
反対側の北を見ると越後の山々が綺麗に見渡せました。
もう14時過ぎなのに賑わってて、まだまだ登山者もたくさん登ってきてました。
30分ぐらいまったりして、下山します。
右にトーミの頭。
こんなハイキング感覚で絶景が堪能できちゃうのでこの山は人気なんですね。
降雪時は全然見えませんが(笑)
逆にこんな雪景色も魅力的ですよ。
中コースとの分岐。
これを右に行きます。
去年もでしたが、このコースほんと下山しやすい!ボブスレーのコースみたいです。
足元もあまり気にせずスイスイ降りられます。
もう登山口近くのアサマ2000パークスキー場が見えました。
ほんとあっという間。
カワユイ足跡に
ハート♪
特にこの中コースは雪遊びとかスノーシューにもってこいだと思います。
こちらを左に。
もうすぐです。
こんな道をるんるん歩き
ゴール!
帰りは一時間もかかりませんでした。
トータルでも4時間かからないし、ほんと散歩感覚。
なのにすごい満足感でした。
下山後の温泉
黒斑山登山後のご褒美は以下の温泉を利用しました。
中棚荘
文豪・島崎藤村のゆかりの宿で、りんご風呂が有名です。
趣があってめちゃくちゃいい感じでした。
日帰り入浴の詳細は公式ホームページを。
もちろん宿泊も可能ですよ!
あぐりの湯こもろ
登ってきた黒斑山を眺められる眺望抜群の露天風呂です。
日帰り入浴の情報や公式ホームページはこちら。
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