紅葉時期の甲斐駒ヶ岳日帰り登山【北沢峠から時計回りに周回】

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登山記
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こないだ尾瀬の男前(燧ヶ岳)に登ったので、今度は南アルプスの男前に会いに前から登りたかった甲斐駒ヶ岳を友人2人と攻めてきました。

ちょうど紅葉がピークで、錦をまとったプリンスがお出迎えしてくれました。

ルート・コースタイム

一番オーソドックスな北沢峠から。

登りは双児山経由で、下りは駒津峰から仙水峠経由で周回しました。

北沢峠にあった甲斐駒ヶ岳の登山マップ

北沢峠に見やすいマップがあったので載せておきます。

コースタイム

6:23北沢峠 ⇒ 8:08双児山8:15 ⇒ 11:00甲斐駒ヶ岳山頂11:47 ⇒ 14:30仙水峠 ⇒ 15:46北沢峠

総距離:約7.9km 標高差:約1,110m
合計山行時間:9時間23分

駒津峰からは岩場になりクサリが欲しい箇所がいくつかありましたが、そこまで肝を冷やす場所は無かった気がします。

山頂直下は直登ルートと巻き道ルートがあり、ビビって巻き道ルートにしました。

駐車場

仙流荘の駐車場

去年仙丈ヶ岳に登った時は芦安の駐車場を利用しましたが、混んでて立ち乗車だったので今回は長野側の仙流荘からにしました。

夜中2時頃に到着しましたがメインの駐車場は埋まっており河川敷の駐車場へ。けっこう広かったです。協力金200円

登山記

仙流荘から北沢峠へのバス乗り場

この時期の土日は始発は6:05発ですが、去年の教訓を生かし5時頃にバス乗り場に行ったら、やはりすごい人。

今週末は好天予報だし、予想通り。

仙流荘のバス発券機

こんな券売機で購入しました。荷物代も含め、往復で2,630円だったと思います。

一応、上に料金と時刻表。

仙流荘から北沢峠へ向かうバス

今日は登山客が多かったせいか、5時過ぎからバスが動き出し、自分らは5:30ぐらいには乗れました。

仙流荘から北沢峠へ向かうバスの車内

補助席でしたが、こちらは立ち乗車は無いようでした。

北沢峠

45分ぐらいで北沢峠に到着。

甲斐駒ヶ岳の登山道

双児山までは、こんな感じの樹林帯の急登。

甲斐駒ヶ岳の登山道から見た仙丈ヶ岳

対面の去年登った女王様(仙丈ヶ岳)がお化粧してました。

ちなみに、あちらの標高は3,033m。

甲斐駒ヶ岳の登山道から見た北岳と間ノ岳

左には北岳(3,193m)と、右奥に間ノ岳(3,190m)。

ここからの北岳、尖っててかっこいい!

甲斐駒ヶ岳の登山道から見た塩見岳

未踏の塩見岳(3,047m)もクリア!

甲斐駒ヶ岳の登山道から眺めた太陽

秋晴れって感じで最高♪

でも半分ぐらい高曇りで、風もまあまああって寒かったです。

南アルプスの名峰をバックに甲斐駒ヶ岳を登る登山者

南アルプスの名峰達を背にもくもくと登る。

今回は去年仙丈ケ岳に登ったメンバーと一緒なので、なんか嬉しい。

甲斐駒ヶ岳の双児山

2時間弱で双児山に到着。4合目なんすね。

紅葉の甲斐駒ヶ岳

貴公子現る!

紅葉の甲斐駒ヶ岳

けっこうな岩峰すね。

岩場嫌いだしひっさびさなので少し緊張。

甲斐駒ヶ岳から見た鋸岳

左にはバスから見えたギザギザ鋸山が。

二百名山だしいつか登りたいんだけど、怖そう…

甲斐駒ヶ岳の紅葉

けっこう色付いてる♪

甲斐駒ヶ岳の紅葉
甲斐駒ヶ岳の霜柱

霜も。

甲斐駒ヶ岳の駒津峰

双児山から1時間ぐらいで六合目の駒津峰に到着。

標高は2,750m。

駒津峰から見た甲斐駒ヶ岳山頂

そこからのプリンスがかっこいい!!

ピラミダル~

駒津峰から見た甲斐駒ヶ岳山頂

美白のイケメン!

駒津峰から見た紅葉と甲斐駒ヶ岳山頂

うっとりしちゃいます。

甲斐駒ヶ岳山頂へ向かう登山者

今てっぺん踏みに行くから待ってろよー

紅葉の甲斐駒ヶ岳を歩く登山者

基本的に赤はあまりなくて、黄葉って感じでした。

紅葉の駒津峰と仙丈ヶ岳

振り返ると仙丈ヶ岳。

ほんと女性的な山容で裾野が大きい。

手前のはさっき登った駒津峰。

紅葉の仙丈ヶ岳の山頂

仙丈ズーム。

いつか冬もチャレンジしたい。

甲斐駒ヶ岳の直登ルートと巻き道ルートの分岐

ここをまっすぐ行くと直登コースですが、自分らはビビって右の巻き道で行きました。

甲斐駒ヶ岳の登山道を歩く登山者
甲斐駒ヶ岳の山頂直下にある花崗岩地帯

そろそろ山頂直下の花崗岩エリアです。

甲斐駒ヶ岳の山頂直下にある花崗岩地帯を歩く登山者

岩が一つ一つでかい。

甲斐駒ヶ岳の山頂直下から見た鳳凰三山と富士山

東に鳳凰三山と向こうに富士山が!

甲斐駒ヶ岳の山頂直下から眺めた下界

北側も満点ビュー!

おそらく北杜市とかあの辺。

甲斐駒ヶ岳の山頂直下にある花崗岩のザレ場

花崗岩のザレ場は滑りやすいので、慎重に。

燕岳みたいすね。

甲斐駒ヶ岳の花崗岩の砂利

こいつがザラザラ滑らせやがります。

甲斐駒ヶ岳山頂の祠

ひいひい言いながら、やっとてっぺんとうちゃーく!

出発から4時間半ちょっとでした。

甲斐駒ヶ岳山頂

百名山46座目!

甲斐駒ヶ岳山頂から見た鳳凰山

ここからの鳳凰、唐松から見た五竜みたいですっごいかっこいい!

甲斐駒ヶ岳山頂から見た鳳凰山

地蔵岳のオベリスクもハッキリ見えました。

実は今回この鳳凰三山と空木岳と迷ってて、高速走ってる時甲斐駒に決めたのですが、向こうも大当たりでしたね。

甲斐駒ヶ岳山頂から仙丈ヶ岳を眺める登山者

やっぱり女王様が一番目を引く。

うっとりしちゃいます。

聞いてた通り、南アルプスは山が一つ一つでかい!

甲斐駒ヶ岳山頂から見た中央アルプスと御嶽山

やはり360度の特大パノラマで、西に中央アルプス。右奥は御嶽山。

甲斐駒ヶ岳山頂から見た乗鞍岳

その右に乗鞍岳。

甲斐駒ヶ岳山頂から見た北アルプスの槍・穂高連峰

そのまた右に北アルプスの穂高や槍。

甲斐駒ヶ岳山頂から見た霧ヶ峰

霧ヶ峰とか美ヶ原とか。

甲斐駒ヶ岳山頂から見た八ヶ岳

北側の正面には八ヶ岳全山クリア!

編笠山から見た南アルプス

ちなみに、後日八ヶ岳の南端にある編笠山から撮った写真ですが、逆側からだとこんな眺めになります。

甲斐駒ヶ岳山頂から見た奥秩父の山々

北東には茅ヶ岳や金峰山など、奥秩父の名峰達も。

甲斐駒ヶ岳山頂から下界

白州とか、甲斐駒の麓がクッキリ♪

向こうからもクッキリと甲斐駒が見えてるんだろーなー

昔から中央道を走るたんびにこの勇ましい甲斐駒に憧れてて、やっと実現できました。

甲斐駒ヶ岳山頂直下のザレ場を下る登山者

40分ちょいまったりし、下山しまーす。

甲斐駒ヶ岳山頂あたりの花崗岩

すごい景観。

花崗ガンガン。

甲斐駒ヶ岳山頂あたりの奇岩
甲斐駒ヶ岳山頂あたりのザレ場

ほんっと歩きにくい。

黄葉の駒津峰と仙丈ヶ岳

黄色いなー

甲斐駒ヶ岳の黄葉
甲斐駒ヶ岳の登山道を歩く登山者たち

帰りも登り返しがけっこうあり

甲斐駒ヶ岳の岩場を歩く登山者たち

クサリが欲しい場所が何箇所かありました。

最近ユルい山歩きばかりだったので、怖かったけど楽しかった。

甲斐駒ヶ岳から見た景色

西側が快晴に。

左の谷の左上にあるスジみたいなのが仙流荘から来た南アルプス林道。

甲斐駒ヶ岳の駒津峰

駒津峰でちょっと休憩。

ここ、ほーんと眺望良いです。

駒津峰から見た紅葉の甲斐駒ヶ岳

振り返ると甲斐駒が陽を浴びて、より男前に!

キュンキュンっす。

紅葉と仙丈ヶ岳

女王様も微笑んでるね。

甲斐駒ヶ岳山頂

ほんとかっこいいピークでした。

駒津峰の登山標識

帰りは双児山方面ではなく、仙水峠経由で下山することに。

ここを左へ。

甲斐駒ヶ岳から見た北沢峠のテント場

ちょっと歩くと、北沢峠のテン場が見えました。

近いようで遠いんですよね。。

甲斐駒ヶ岳を下る登山者

もくもくと下り

甲斐駒ヶ岳の仙水峠

仙水峠へ。

ここを右へ。

仙水峠付近のガレ場

ぴーかーーん。

仙水峠付近のガレ場を歩く登山者

この辺はゴーロ帯でめちゃくちゃ歩きにくかったです。

後で南アルプス天然水のCM見たら、宇多田ヒカルが登ってたところでした。

仙水峠付近の登山道

その後はハイキングコースみたいになり

仙水峠付近の苔むす森

苔むす森がありました!

仙水峠付近の苔むす森
仙水峠付近の苔むす森
仙水小屋

仙水小屋は宿泊者以外利用禁止だったらしく、知らないで入ったら注意されてしまいました。

仙水小屋前の天然水

その前に極上の南アルプスの天然水が。

仙水小屋近くのせせらぎ

けっこうな南アルプス天然水川が流れてて、何度も渡りました。

南アルプスのせせらぎ
北沢峠の長衛小屋

やっと北沢峠へ。

長衛小屋の

北沢峠・長衛小屋のトイレ

トイレの看板が立派でした。

北沢峠・長衛小屋のテント場

テント場はギッシリ。

北沢峠の南アルプス林道バス

下山が15:45ぐらいになってしまい、結局終バスの16:00発で。

登山客が多かったので2台出てました。

南アルプス林道バスから見た鋸岳

車窓から見た鋸岳。

かっこいいー。

南アルプス林道バスから見た甲斐駒ヶ岳

甲斐駒。

さよーならー

いつか北側の黒戸尾根から登ってやるぞー

下山後の温泉

伊那市のみはらしの湯

今回のご褒美は、帰り道である伊奈IC近くのみはらしの湯さんへ。

日帰り入浴:大人600円 小人300円
営業時間:10:00~21:00(受付は20:00)

館内綺麗でお湯も最高でした!

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