ビビりヘタレの乾徳山日帰り登山【鳳岩登らず最短距離ピストン】

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登山記
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久々の山歩きはゴールデンウィークに山梨県北部、奥秩父にある乾徳山(けんとくさん)にいつものパイセンと2人で登ってきました。

標高は2,031mで日本二百名山・山梨百名山に選ばれており、山頂直下は岩場・クサリ場が多くアルプスなどの岩稜帯歩きの練習にもおすすめとのこと。

今年は剱岳を狙っているので予行練習も兼ねて行きましたが、最後の最後にビビってしまい巨岩の鳳岩(おおとりいわ)はクリアならず巻き道で登頂してまいりましたヘタレ山行記となります。。

なにより富士山が綺麗に見えて、それだけでも登ってよかったです。

ルート・コースタイム

乾徳山の登山口は主に駐車場料金が無料の徳和登山口最短ルートですが駐車場が有料の大平高原の2か所あり、当初は徳和を予定してましたが、パイセンと合流して話してたらなんだか面倒になり最短ルートの大平高原からにしました。

帰りに少し寄り道して高原ヒュッテにも寄ろうかなーとも思ってましたが、これも気が変わり結局最短距離のピストンとなりました。。(帰りはルートミスでちょっと遠回りしてます)

乾徳山の登山マップ

麓の温泉にあった地図ですが、こちらの方が見やすいです。

コースタイム

7:06大平牧場駐車場 ⇒ 8:36扇平8:41 ⇒ 9:37乾徳山山頂9:47 ⇒ 昼休憩(約40分) ⇒ 11:07扇平 ⇒ 12:35大平高原駐車場

総距離:約8.9km
高低差:約825m
合計山行時間:5時間19分

感想としては、基本はそんな急な登りもなく快適ハイクで、山頂直下のみ岩場・クサリ場が続きアスレチック感満載になります。でも賞味10~15分ぐらいかと。

最後の最後にある名物の巨岩『鳳岩』はけっこうな高度感があるので、自分みたいなビビりヘタレ向けに迂回路(巻き道)があります。

駐車場(大平高原駐車場)

乾徳山の大平牧場駐車場

大平高原(牧場)の駐車場はこちらで、駐車場に車を止めると管理人のおじさんか写真右に写っているおばあちゃんが手押し車を押しながら料金を徴収しに来るスタイルです。

乾徳山・大平牧場駐車場の事務所兼住宅

入口にこんな管理事務所兼住宅があり、夜でも入庫するとサーチライトが点灯しわかるシステムになっているようです。

夜遅い場合はどうなるかわかりません。

乾徳山・大平牧場駐車場の料金表

料金は車は1日800円ですが、自分らは前日夜に入庫した際におじちゃんに日をまたぐからほんとは2日分なんだけど1000円でいいですよ的な感じで1000円払いました。

乾徳山・大平牧場駐車場のトイレ(便所)

トイレは一番右奥にあり、トイレというか便所タイプ。

大はボットンですがペーパーは有り。おそらく鍵は付いていないっぽく、使用する人は一人見張りをつけてました。

乾徳山・大平牧場駐車場ののバッジありますの張り紙

バッジ売ってるみたいです。

乾徳山・大平牧場駐車場の無料地図

地図もらえます。

乾徳山・大平牧場駐車場とメガソーラー

ちなみに以前は牧場だったみたいですが、今はこんな感じのメガソーラーになっております。

上から見た乾徳山・大平牧場駐車場とメガソーラー

上から見るとこんな感じ。

グーグルマップはこちら。

登山記

乾徳山・大平高原とメガソーラー

車中泊し6時ごろ起床。7時過ぎ出発。

まずは太陽光パネル方面へてくてく。

乾徳山の登山道の看板

こんなまきばの道を歩くと5分ぐらいで

乾徳山の登山口

こんな登山口があるのでこちらを右に行くのですが、自分らは気づかず

乾徳山の登山口

少し先のこちらを右に曲がりました。

乾徳山の大平牧場から見る富士山

富士様、おはようございます。

乾徳山の藪

いきなり藪漕ぎっぽくなり

乾徳山の登山口

なんとか登山口へ。

乾徳山の登山口にあった登山マップ

こちらにもマップがありました。

何度も作業路(林道)を横断しちょっとわかりにくく、下山時にミスりました。

乾徳山の登山道と登山標識

登山標識はけっこうあります。

乾徳山の登山道

麓は新緑ですが、山はまだ寂しい景観。

乾徳山の登山道から見た南アルプス

途中開けた場所に出ると、南アルプスがズラーっと。

乾徳山の登山道から見た南アルプスの白峰三山と鳳凰三山

白峰三山が白峰してます。

見にくいですが、一番右の北岳手前には鳳凰三山が。

乾徳山の登山道から見た富士山と甲府盆地

左には富士山と甲府盆地。

少し霞が強めかな。

乾徳山の登山道から見た山梨市内

山梨市辺りの町並みがクッキリ。

乾徳山の登山道

こんな木々のトンネルを歩くと

乾徳山の扇平

扇平へ。

こちらで徳和方面からと合流する感じです。

乾徳山の扇平から見る富士山と甲府盆地

この辺は解放感があり、こちらからも富士山や甲府盆地が綺麗に見えます。

乾徳山の扇平にある月見岩から富士山の写真を撮る人

巨岩の月見岩より富士を望む。

乾徳山の扇平にあった絵画みたいな乾徳山のマップ

有名な絵画的マップがありました。

かっこいい!

矢印がキツネですが、すぐ近くの甲武信ヶ岳の看板にもいたので、この辺はキツネが有名なのかな?

乾徳山の扇平にある手洗石

少し行くとこんな『手洗い石』という岩が。

たしかに、手を洗える水たまりがありました。

乾徳山のクサリ場

そして扇平を過ぎて少し行くと、とうとうクサリが出現。

この後は岩場・クサリ場が続くので、ここでストックはしまった方がよいです。

乾徳山の鎖場の鎖

どこのクサリもすべて新しめでした。

乾徳山の岩場

難易度は高くはないですが、高度感のあるポイントも増えてきます。

乾徳山のハシゴ

ハシゴに

乾徳山のロープ

ロープも。

乾徳山の岩々しい登山道

岩々しいです。

乾徳山の髭剃岩

『髭剃岩(ひげそりいわ)』というのがありましたが、こちらは右に行けば通らなくても行けます。

乾徳山の岩場から見る富士山

なんかスリルあるところって眺望いいところが多い気がするんですよね。

乾徳山のカミナリ岩

この『カミナリ岩』が、迂回路無しの強制系では一番スリルがありました。

けっこうな斜度で、足掛かりはたくさんあるので難易度的にはイージーだとは思いますが、高度感があり自分は怖かったです。

下山時は登りも下りも渋滞ができていて、5~10分待ちぐらいでした。

自分の息子(小1)と同じぐらいの子や90歳過ぎたおじいちゃんも登ってたのにはビックリしました。

乾徳山の鳳岩

そして最後の最後にある一番の難所である『鳳岩(おおとりいわ)』。

乾徳山の鳳岩

思っていたよりけっこう高くてビビりました。

約20mで、あの上が山頂です。

乾徳山の鳳岩を登る登山者

一緒のパイセンはササっと登っていきましたが、自分は怖いのでパス。。

乾徳山の鳳岩の迂回路のハシゴ

迂回路はハシゴでした。

乾徳山の山頂

とうちゃーーく!

ラクばかりしたのであんま達成感ないすけど。。

出発から2時間半ほどでした。

乾徳山の山頂から見る富士山

山頂はゴツゴツだしそんな広くはないですが、やはり眺望は抜群!

乾徳山の山頂から見る黒金山

すぐ北にはあちらも山梨百名山の黒金山。

乾徳山の山頂から見る国師岳

その左には、奥千丈岳と国師岳かな。

真ん中の奥をズームしてみると

乾徳山の山頂から見る金峰山の五丈岩

金峰山の五丈岩が見えました。

乾徳山の山頂から見る甲武信ヶ岳

右奥には8年前の今ごろ登った甲武信ヶ岳が。

乾徳山の山頂から見る奥秩父の山々

東側は奥秩父の山々。

真ん中に見えるのは

乾徳山の山頂から見る甲州アルプス

1年半ぐらい前に歩いた甲州アルプス。

乾徳山の山頂から見る富士山

やはり富士が一番目立ちますね。

乾徳山で富士山を眺めながらランチする登山者

ちょっと下ったところに休憩ポイントがけっこうあるので、そちらでランチ休憩。

乾徳山の雨乞岩

目の前に『雨乞岩』。

乾徳山の山頂

から見る山頂。

乾徳山のカミナリ岩を下る登山者

ビビりながらカミナリ岩を下ります。

乾徳山のカミナリ岩の渋滞

カミナリ岩の登り待ちの人たち。

ゴールデンウィークの好天だったのもあり、下山時はかなりの人たちとすれ違いました。

乾徳山の登山道

サクサク下り

乾徳山の扇平

扇平へ。

乾徳山のヤマツツジ

ヤマツツジかな?

殺風景な景観にすごく映えてました。

乾徳山の木々の新芽

いい葉になれよ!

乾徳山の登山マーク(ピンクテープ)

ピンテはまあまあありましたが、ルートが複雑でたまにあれ?となり

乾徳山の登山道と登山標識

一度ミスってこちらより復帰。

乾徳山の大平牧場駐車場

そして無事帰還。

乾徳山の大平牧場駐車場

おつかーしたー

下りは2時間ほど。トータルでも5時間半弱でした。

乾徳山の大平牧場駐車場手前の林道ですれ違えずバックしてる車

下りの林道がなかなかの狭さで、すれ違い困難な所もけっこうありました。

利用した日帰り温泉

今回は前泊と当日の2回入り、別々にしました。

みとみ笛吹の湯

みとみ笛吹の湯

前泊の際は、登山口から近い一番ポピュラーな『みとみ笛吹の湯』さんへ。

料金は市外の一般は700円。
詳しくはこちら

こじんまりしてますが、良い湯でした。

みとみ笛吹の湯の駐車場

駐車場。

大菩薩の湯(甲州市交流保養センター)

大菩薩の湯

下山後は、奥多摩経由で帰るということもあり、1年半ほど前に大菩薩嶺~甲州アルプスを歩いた際にも利用した『大菩薩の湯(甲州市交流保養センター)』を利用しました。

前入った時、けっこう気に入ったんですよね。

大菩薩の湯の料金表

料金は市外の一般で3時間利用700円。

小さな食事処やお土産コーナー、休憩処もまあまあ広く、居心地よいですよ。

大菩薩の湯に展示されていた三浦雄一郎の登山用具

三浦雄一郎さんのエベレスト登頂時の一式が飾ってありました。

グルメ情報

この辺は遅くまで営業している飲食店はあまりなく、前泊の際は少し南にある『めん丸 塩山店』を利用しました。

ここがけっこうアタリ!

メニュー豊富!

餃子定食550円を楽しましたが、ニンジンが入った手作り感満点の餃子で、サイズは少し小さめですがコスパが良く満足でした。スープも一般的な中華屋とかより美味しかったです。

なにより、店内の雰囲気がよく近所に欲しいと思いました。

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