群馬県の北東部、尾瀬ヶ原の南西に佇む至仏山(しぶつさん)。標高は2,228mで日本百名山に選ばれています。
尾瀬ヶ原を挟んだ対面に位置する燧ヶ岳が男性的な山容に対して、至仏山は優しくたおやかな山容で「尾瀬の女王」とも称されています。
初心者向けのお山としても有名なので、今回は登山初心者の友人と2人で登ってきました。
ルート・コースタイム
一番メジャーな鳩待峠から。
ピストンでも行けますが、せっかくなので山の鼻経由の周回にしました。
山頂から山の鼻へのルートは岩や木道が滑りやすく禁止となっているので、鳩待峠から反時計回りに周回する感じになります。
7:00鳩待峠 ⇒ 8:00山の鼻 ⇒ 10:30至仏山山頂11:20 ⇒ 11:50小至仏山 ⇒ 13:15鳩待峠
総距離:約10.2km
登り:約852m 下り:約825m
合計山行時間:約6時間15分
感想としては、さすが尾瀬!登山道などの環境、距離、眺めなど総合的に超ナイスなお山で、ハイキング的な気分で登れる初心者におすすめなルートだと思いました。
天気にもよりますが、登山がもっと好きになる山の一つだと思います。

駐車場・アクセス
鳩待峠へのアクセスは、基本的にはマイカー規制のため戸倉から乗合バスや乗合タクシーで向かう事になります。
規制期間、料金などはこの辺の団体のホームページで毎年情報を載せてくれてるので、事前にチェックをおすすめいたします。
>>尾瀬保護団体
>>群馬県ホームページ

深夜ですが、戸倉の駐車場はこんな感じで

夜中でも出入庫可能です。
第1、第2あり合計500台以上駐車可能。料金は1日1,000円。
満車になった場合は他にも駐車場あるみたいです。
詳しくは尾瀬戸倉のホームページにて。
一応、マップはこちらです。

あたくしは6時30分発の乗合バスで向かいました。
時刻表はこちら。
登山記

戸倉から乗合バスで30分ほどで鳩待峠に到着。

以前はこちらの登山口よりピストンしましたが

今回はまずは尾瀬ヶ原の山ノ鼻へ向かうので、こちらの尾瀬の玄関から入山しまーす。

山の鼻までは約3.3kmで、最初に200mぐらい下りあとはほぼ平坦なこんな道です。
尾瀬っぽくてナイスな景観。

早速木々の間から至仏山山頂が見えました。

空気が美味い美味い。

ま、どこの山でも同じこと言えますが。

木々に陽が差し、神秘的な景観が。



癒された~

一時間ぐらいで山の鼻に到着。

至仏山荘。
チラ見しましたが、めちゃくちゃいい感じでした。
いつかテント泊したい!

こちらを左へ。
幼い頃に尾瀬ヶ原を歩いたみたいですが記憶が無いので、いつかまた歩きに来よう。

色々と案内板があり優しい環境です。

今回のルート。
ここからは登り専用です。

ちょっと歩くと

『THE』な景観!
あちらが至仏山で、ほんと優しい山容です。

すでに尾瀬に魅了されております。

早朝から多くのハイカーがいました。

よし!
ここからが登りだー

最初はこんな木々の中ですが

少し経つと開けてきます。
最初からけっこう急で息が上がり汗滝。

振り返ると尾瀬ヶ原と燧ヶ岳が。
霞んでますが、絵になる~

まだまだ登りは続きます。

あっつー…

ちょくちょくこんな感じの休憩ポイントがあるし、登山道は綺麗だし環境最高です!

けっこう急な道が続くけど

ちょくちょく振り返り、この絶景に元気をもらう。

とんでもない解放感。

ぜぇぜぇ・・・

もうちょっと!


着いたーー!
仏になりました。
出発から3時間半ぐらいでした。

良き眺め☆

ちょっと雲湧いちゃいましたが、眺望は抜群でした。

後日登った時の写真ですが、山頂からの尾瀬ヶ原と燧ヶ岳はこんな感じです。
燧ヶ岳がほんとかっこいい!
この4年後に登頂しました。

あーー、歩きたい。

ぐだぐだ1時間弱過ごし、出発。
少し歩いてから山頂を振り返る。

まずはあちらの小至仏山へ向かいましょ。

振り返ると至仏山。
THE 山!

30分ぐらいで小至仏山に到着。

鳩待峠が見えた!
とーいーー…

行きもでしたが、こんな感じに整備されててホント歩きやすい!



綺麗なお花もたくさん咲いてました。




登山標識もたくさんあり、ほんと環境良かったです。

気持ちよく下ること2時間弱で


ゴーール!!
トータルで6時間半弱ぐらいの山行でした。
下山後のお楽しみ
温泉

今回のご褒美は老神温泉の『湯元華亭』さんへ。
入浴料1,000円。
日帰り入浴専用の施設で、めっちゃくちゃ居心地良かったです!
食事

行くまで知らなかったのですが、なんと湯元華亭さんの目の前にぎょうざの満州さんが運営してる温泉旅館『東明館』さんがあり

食事のみも大歓迎とのことなので、迷わず来店!
前にテレビで見た事あって、いつか行ってみたいなーと思ってたんです!
日帰り入浴も600円でできます。

店内はぎょうざの満州の店舗そのまんま!
こんな山間の温泉地で食べられるとは思ってなかったので仰天しました。

あたくし、ホワイト餃子とぎょうさの満州が大好物なんす。
ノンアルビールで一杯ふっかけて帰宅しました。
おしまい
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