ロープウェイ利用で千畳敷カールから登る残雪期(4月)の木曽駒ヶ岳日帰り登山

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登山記
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中央アルプス最高峰の木曽駒ヶ岳(2,956m)。

ロープウェイを利用すれば往復4時間ぐらいで登れる初心者にも大人気のお山です。

10年前の夏に登りましたが、いつか雪がある時期に登りたかったので友人と2人で登ってきました。

ちなみに、雪山登山におすすめの山はこちら。

雪山登山におすすめの装備・ギアの紹介はこちら。

ルート・コースタイム

一番オーソドックスな駒ヶ岳ロープウェイ利用の千畳敷カールからのピストンです。

GPSをONにするのを忘れ、スタート地点がずれてます…

コースタイム

8:45千畳敷カール ⇒ 9:50乗越浄土10:00 ⇒ 10:15中岳10:29 ⇒ 10:53木曽駒ヶ岳山頂11:03 ⇒ 11:17中岳11:28 ⇒ 12:08乗越浄土12:15 ⇒ 12:40千畳敷カール

総距離:4.5km 標高差:約478m

感想としては、八丁坂のみ高度感があり度胸を試されましたが、そこ以外はハイキング感覚でした。

駐車場

菅の台バスセンター駐車場

前日夜に駒ヶ根に入り、近くの露天こぶしの湯に入ってメシ食べて菅の台バスセンターで車中泊。
翌朝6時起床。

ここの駐車場、トイレはウォシュレット付きで水は温水。
隣に清流が流れ環境抜群だった。一日800円

木曽駒ヶ岳へはマイカー規制でここからバスとロープウェイを乗り継いで行く感じ。

ちなみにこの菅の台バスセンターの地図はこちら↓

駒ヶ根インターから西に約3分。アクセスめちゃくちゃいいです!

登山記

菅の台バスセンター前のバス・ロープウェイきっぷ売場

駐車場目の前のこちらにてバス&ロープウェイのチケットを購入。

7時前ぐらいにオープンしました。

菅の台バスセンター前のバス・ロープウェイきっぷ売場の料金表

料金。

バスとロープウェイのセットで往復4,070円なのですが

菅の台バスセンター前のバス・ロープウェイきっぷ売場にあった割引キャンペーン

なんと、3,710円にしてもらいました!

ヤマレコのアカウント見せました。

良心的~

菅の台バスセンター前のバス・ロープウェイきっぷ売場の時刻表

時刻表。

この時期の始発は7:15で、基本30分おきです。

時期により料金などは変動するので、事前に公式HPにてご確認を。

菅の台バスセンター前のバス亭

好天予報の日曜なのに構えてたほどは人は多くなかったです。

臨時便も含めバスは全部で3台出て、3台目に乗車。

中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイしらび平駅

30分ぐらいでしらび平駅に到着。

中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイしらび平駅のロープウェイ時刻表

ロープウェイの時刻表。

中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイしらび平駅のロープウェイ

流れるようにササっとロープウェイに乗車。

中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅

7分ぐらいで日本最高所の駅に到着。

ホテル千畳敷のSO・RA・TO・KI

なんか最近リノベーションしたらしく、綺麗な胡蝶蘭が飾ってありました。

ホテル千畳敷から眺める南アルプス

絶景!めちゃくちゃいい感じ!

南アルプスの大パノラマを楽しみながら飲み食いできて、ボケーっとしたくなりました。

ホテル千畳敷のSO・RA・TO・KI

反対側には『SO・RA・TO・KI』という綺麗なテラス。

ホテルにもなっているのでいつか泊まりたくなりました。

詳しくは↓

雪の千畳敷カール

そしてどーーーん!!

有名な千畳敷カールの雪バージョン!

さいっこうの登山日和じゃないですか!

アガるぅぅぅ!

雪の千畳敷カール

この宝剣岳ってのは真ん中左にある

宝剣岳

こちらの岩峰。

けっこうなテクと度胸が試されるお山なので自分は一生近づかないであろう。

目指す木曽駒ヶ岳はあの山の向こうの向こうあたり。

雪の千畳敷カールの八丁坂

今回一番の難所である八丁坂。

怖そう…

あたくし登山好きですが高所恐怖症で高度感あるところが大の苦手なので、けっこう緊張しました。

あそこさえクリアすればハイキング感覚です。

雪の千畳敷カールの八丁坂

なんか似たような景色見たなーと思ったら、鳥取砂丘と同じ感じの遠近感だった。

ここからあのトップへは約200mの登り。

千畳敷カールの駒ヶ岳神社

挨拶して出発しまーす。

雪の千畳敷カールの注意書き

押忍!

久々のピッケルだー

自分は忘れたけど、メットもしてる人けっこういました。

落石怖いのであった方がいいかも。特に宝剣登る人はマストです。

雪の千畳敷カール

アイゼンの感触が懐かしく気持ちいい。

雪は柔らかそうに見えて固かった。

ホテル千畳敷

先ほどのテラス。

雪の千畳敷カールの八丁坂

八丁坂取り付きだ。

ここを乗り越えればあとは安心なので、頑張るぞー

スキーヤーやボーダーもたくさんいました。

照り返しがあり、暑いし顔が真っ赤になりました。

雪の千畳敷カールの八丁坂

段々斜度がきつくなってきた。

でも谷川岳の西黒尾根に比べたらまだ緩やかな方だと思います。

雪の千畳敷カールの八丁坂

この辺が一番スリルあったかな。

平常心平常心。

ピッケル

久々にピッケルが活躍しました。

雪の千畳敷カールの八丁坂を見下ろす

最初は怖かったけど、なぜか慣れてきて恐怖心が無くなってきたのが不思議に感じた。

ちなみに、先週末はアイスバーンで4人滑落者が出たんだとか…

この時はまあまあイージーでしたが、コンディション次第で難易度は変わると思います。

宝剣岳

横には宝剣岳。

木曽駒ヶ岳の乗越浄土

とりあえず八丁坂クリア!

乗越浄土って地点です。

ここからは緩やか散歩。

木曽駒ヶ岳の中岳

まだまだまあまあな雪山ですねー

あそこが中岳って山で、ゴールはあの向こう。

木曽駒ヶ岳のクラック

けっこう深めの穴があって怖くなりました。

中岳山頂

乗越浄土から20分弱で中岳(2,925m)に到着。

中岳からの木曽駒ヶ岳

そしてあの向こうのお山が木曽駒ヶ岳山頂。

稜線はけっこう風が強くシェルを着込む。

木曽駒ヶ岳への最後の登り

えっほえっほ。

木曽駒ヶ岳山頂

とうちゃーーく!

出発から2時間ちょいぐらいでした。

木曽駒ヶ岳山頂

よ、10年ぶり!

木曽駒ヶ岳山頂から眺める中央アルプス

やはり最高の景色!

中央アルプスの南側がバッチリ。

ずっと登りたがっている空木岳が美しい。

木曽駒ヶ岳山頂から眺める御嶽山

そしてすぐそこには御嶽山。

存在感あるなー

木曽駒ヶ岳山頂から眺める恵那山

むかーし登った優しい山容の恵那山が目を引きました。

木曽駒ヶ岳山頂の木曽駒ヶ岳神社

けっこう風強かったので、お参りして

木曽駒ヶ岳山頂からの眺め

さーて、帰りましょう。

木曽駒ヶ岳山頂の八丁坂を下る

帰りの八丁坂も最初は緊張。

千畳敷カールを登スキーヤー

スキーヤーさん達凄いなー

千畳敷カール

帰りは雪が溶けてきてシャバシャバで下りやすかったです。

千畳敷カールから眺める南アルプス

やはり南アルプスの展望が素晴らしく、何度も眺めてしまう。

甲斐駒、仙丈、白峰三山。
農取以外は登ったぞ!

千畳敷カールから眺める南アルプス

あの南部の山々も制覇しないと。

千畳敷カールの駒ヶ岳神社

ただいまです。

帰りは軽食休憩入れても一時間ちょっとで下山できました。

木曽駒ヶ岳を滑り降りるスキーヤー

帰りのロープウェイから見ると

あの危ない斜面を滑り降りるスキーヤーがいた。

大田切川から眺める南アルプス

清流越しの南アルプスも最高。

下山後の温泉

早太郎温泉 こまくさの湯

下山後は菅の台駐車場の隣にあったこまくさの湯へ。

早太郎温泉 こまくさの湯のレストランメニュー

食べたーーい!

でも今回は決めてるんす。

早太郎温泉 こまくさの湯から眺める千畳敷カール

駐車場からさっき歩いた千畳敷カールが綺麗に見えた。

やはり宝剣岳が目立つ。

明治亭中央アルプス登山口店

さっぱりした後は、この辺来たら定番の明治亭さんへ。

こちらもこまくさの湯の隣前。

ちょうど閉店間際に行ってしまいましたが、快く入れてくれました。感謝!

明治亭中央アルプス登山口店のテラス席で飲むノンアルビール

とりあえずノンアルビール。

このテラス席、横に清流が流れててお気に入り。

明治亭中央アルプス登山口店のソースかつ丼

やっぱこれでしょ!

ソースかつ丼!

明治亭中央アルプス登山口店のカツカレー

友人が食べたカツカレーも美味しそうでした。

南アルプスの仙丈ヶ岳

そして帰路へ。

仙丈ヶ岳が綺麗に見えてまた登りたくなりました。


おわり。

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