晩秋の大菩薩嶺~小金沢山~牛奥ノ雁ヶ腹摺山(車2台で1台日川林道デポ)

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登山記
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日本一長い名前の山である牛奥ノ雁ヶ腹摺山(うしおくのがんがはらすりやま)。標高は1,990m。

牛奥とはこの山の麓にある塩山牛奥という地名からで、雁ヶ腹摺山とは渡り鳥のガンが腹を擦りそうなほど低空で飛んでいたことからこの名前が付いたと言われ、山梨県のこの辺には雁ヶ腹摺山が付く山が3座(雁ヶ腹摺山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山、笹子雁ヶ腹摺山)あります。(最近日影雁ヶ腹摺山という山も出てきたとか)

どの雁ヶ腹摺山も大月市の秀麗富嶽十二景に選ばれており富士山が良く見える山としても有名。そんな理由とこの長く難読な名前に惹かれいつか登りたいと思っており、今回は昔登った事のある百名山である大菩薩嶺から縦走してみました。

雲一つないド快晴で、富士山や南アルプス、奥多摩、奥秩父の絶景をお腹いっぱい堪能できました。

ルート・コースタイム

コースタイム

6:55上日川峠無料駐車場 ⇒ 7:16福ちゃん荘 ⇒ 8:29大菩薩嶺08:33 ⇒ 9:28大菩薩峠10:29 ⇒ 11:10石丸峠 ⇒ 12:36小金沢山12:58 ⇒ 13:39牛奥ノ雁ヶ腹摺山14:00 ⇒ 14:50日川林道駐車スペース

総距離:約9.6km 標高差:約660m
合計山行時間:7時間55分

駐車場

日川林道口駐車場

前日は道の駅甲斐大和で車中泊し、6時半ごろ牛奥ノ雁ヶ腹摺山の下山口予定である日川林道口駐車場に到着。3台ぐらいしか止めれなさそうな駐車場というより駐車スペース。

埋まってるかなーと思ってましたが幸い1台のみでした。でも自分が止めた後もう一台来て埋まりました。すぐ北側に数台止められそうな路肩が2か所ありました。

ちなみに地図は↓

今回は名古屋から来る友人と登るので、車2台だしここに1台をデポしてもう1台で大菩薩嶺のメジャー登山口である上日川峠に行き、下山後回収するプランです。

ちなみに、こちらから牛奥ノ雁ヶ腹摺山のピストンでしたら往復約2時間でいけます。

ちなみにちなみに、こちらより30分ぐらい登山道を下ったところにある「すずらん昆虫館前」バス停よりバスで上日川峠や甲斐大和駅に行けます。時刻表は↓

そして同バス停の隣にはペンションすずらんがあり、そこの駐車場が一日500円で利用可能なので、日川林道の駐車スペースが埋まっていた場合はそこの駐車場を利用するつもりでした。

市営無料上日川峠第二駐車場

15分ぐらいで上日川峠の駐車場に到着するも、第一は埋まっていたので第二を利用。第二も7時前には埋まったと思います。結果臨時の第四まで開放されたようです。

上日川峠のトイレ

トイレ有り。

上日川峠にある大菩薩嶺案内図

その前に見やすいマップ有り。

大菩薩嶺~大菩薩峠のみなら往復4時間ぐらいで帰ってこれる初心者向けの百名山でございます。

時計回りで登る人が多く、自分らも同じで大菩薩峠の後はマップ一番右にある小金沢山方向へ行く感じです。

登山記

ロッヂ長兵衛

12年ぶりだ。

こちらのロッヂ長兵衛脇の登山口よりスタート。

上日川峠の登山道案内図

大菩薩嶺の山頂までは一時間半ぐらいで登れちゃいます。

上日川峠の大菩薩嶺登山口

しゅっぱーつ。

大菩薩嶺登山道の霜

さすが11月末の晩秋。

霜がすごくて10cmオーバーばかりでした。

大菩薩嶺登山道に当たる朝日

早く温めてくれ~

福ちゃん荘

20分ぐらいで有名な福ちゃん荘に到着。

福ちゃん荘のメニュー

色々と充実。

宿泊もでき、宿泊者や食堂利用者はここまで車で来ることが可能です。

福ちゃん荘前にある大菩薩嶺の案内図

その前にあったマップ。

唐松尾根から登ります。

大菩薩嶺登山道、唐松尾根のカラマツ林

その名の通り、カラマツ林を歩きます。

大菩薩嶺登山道、唐松尾根のカラマツ林を歩く登山者

気持ちの良いハイキングロード。

大菩薩嶺登山道、唐松尾根から眺める富士山と著者

おはよう、富士。

大菩薩嶺登山道、唐松尾根

途中からまあまあな登山道になりますが

大菩薩嶺登山道、唐松尾根から眺める富士山

振り返れば富士が居て、元気をもらう。

大菩薩嶺登山道、唐松尾根から眺める富士山

朝だけ強風でしたが、何度も振り返り美しい富士山にメロメロになってしまった。

大菩薩嶺登山道、唐松尾根から眺める甲州アルプス

左には今日これから歩く稜線。

後で知りましたが、甲州アルプスって言うんですね。

大菩薩嶺登山道のケルン

ここまで来れば登りはほぼ終わり。

こちらを左に行き樹林帯を数分歩くと

大菩薩嶺山頂

大菩薩嶺の山頂に到着。

団体さんがいたので写真撮ってササっと退散。

大菩薩嶺の登山道から眺める富士山

それにしても、大菩薩嶺~大菩薩峠への稜線は大パノラマロードでテンション上がりっぱなしだ。

大菩薩嶺の登山道から眺める富士山

最高しかない!

大菩薩嶺の登山道から眺める南アルプスと甲府盆地

南アルプスと甲府盆地の絶景も富士に劣り無し!

大菩薩嶺の登山道から眺める南アルプスと甲府盆地

南アルプス南部の山々に

大菩薩嶺の登山道から眺める南アルプス白峰三山

大好きな白峰三山もクッキリ。

大菩薩嶺から大菩薩峠への稜線

この笹原の稜線も素晴らしく

大菩薩嶺から大菩薩峠への稜線を歩く著者

歩いていて最高に気持ちいい。

大菩薩嶺から大菩薩峠への稜線から眺める富士山

快晴予報の日曜日だったのでかなりの人でした。

大菩薩嶺から大菩薩峠への稜線にある賽の河原

賽の河原で小休止し

大菩薩峠

大菩薩峠へ。

大菩薩峠

大菩薩は嶺より峠の方が居心地良さげです。

大菩薩峠にある介山荘

そして大菩薩峠と言えばこの山小屋!

大菩薩峠にある介山荘

ノスタルジックで好きです。

大菩薩峠にある介山荘で売っている物たち

色々と充実していて

大菩薩峠にある介山荘で売っている小金沢山と牛奥ノ雁ヶ腹摺山の登山バッヂ

これから登る山のバッヂも売ってました。

大菩薩峠にある介山荘の飲食メニュー

焼酎お湯割りを飲みたい気持ちを抑え、

大菩薩峠にある介山荘の甘酒

甘酒を。

温まった~

キムチ鍋

今日のランチはキムチ鍋ですぜ!

自分は辛いの好きなのですが家族はダメで普段なかなかこんな鍋は食べられず、友人が気を使ってくれてキムチ鍋の食材担いできてくれました。

その心意気に感動してしまった。あざます!

大菩薩峠にいたお地蔵さん

小菩薩さん?

賑わう大菩薩峠

いつの間にかすごい賑わいでした。

大菩薩峠にある介山荘裏手にある無料トイレと休憩所

小屋裏に無料のトイレがありました。感謝です!

小金沢と富士山

お次はあちらの小金沢山へ向かいましょ。

石丸峠

その手前にある石丸峠へ。

石丸峠

こちらを右に行くと上日川峠に戻れるので、大半の登山者さんたちはこちらを右へ行っていました。

甲州アルプス(石丸峠~小金沢山)の稜線の笹原

この辺の笹原は視界は最高なんだけど、日が当たる場所は霜が溶けて泥濘スーパースリッピー。

友人は何回も転んでました(笑)

甲州アルプス(石丸峠~小金沢山)の稜線の笹原

ほんとに、視界は最高で

甲州アルプスから眺める南アルプスと甲府盆地と大菩薩湖

絶景ハイクですよ。

甲州アルプスから眺める奥多摩の山々

時折左側・東方向の眺望も開け

甲州アルプスから眺める東京都心

都心のビル群もクッキリ見えました。

甲州アルプスから眺める南アルプス

しかも、石丸峠を過ぎるとめっきり登山者が少なくなるのでのんびり景色を堪能できます。

天狗棚山

途中の小ピーク天狗棚山を越え

小金沢山

小金沢山へ。

甲州アルプスから眺める奥多摩の山々

左を見れば尾根尾根した奥多摩の山々。

甲州アルプスから眺める眺める奥多摩の山々を撮る著者

を撮るあたくし。

甲州アルプスの樹林帯

大菩薩峠~小金沢山~牛奥ノ雁ヶ腹摺山の稜線は、こんな感じで樹林帯半分、眺望半分的な感じでした。

小金沢山山頂から眺める富士山

そして小金沢山到着!

さすが秀麗富嶽十二景!富士の眺望も良し!

大菩薩峠からはゆっくり写真撮りながら歩いて2時間ほどでした。

小金沢山山頂

山頂はこんな感じでまあまあ腰掛けポイントあります。

小金沢山山頂から眺める富士山と牛奥ノ雁ヶ腹摺山

お次の牛奥ノ雁ヶ腹摺山はあの山かな?自信ないけど。

甲州アルプスの登山道

再び気持ちの良い笹原&樹林帯を少々歩き、約40分ほどで

牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂

来ました!

今回のメイン、牛奥ノ雁ヶ腹摺山!うしおくのがんがはらすりやま!

牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂から眺める富士山

やはり富士の眺望も抜群!

牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂

こんな山頂でまったりさせていただきました。

他の雁ヶ腹摺山もいつかコンプしようと思います。

牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂から下山路へ

下山は「バス停」方面へ。

牛奥ノ雁ヶ腹摺山西側にある立ち枯れた木々

するとすぐにこの山の名物である立ち枯れ地帯へ。

牛奥ノ雁ヶ腹摺山西側にある立ち枯れた木々

壮観~

牛奥ノ雁ヶ腹摺山西側にある立ち枯れた木々

大峰山の八経ヶ岳みたいだ。

牛奥ノ雁ヶ腹摺山西側にある立ち枯れた木々と富士山

枯れ木越しの富士山も絵になる。

牛奥ノ雁ヶ腹摺山西側にある立ち枯れた木々

なかなか見れない針山みたいな光景は見応えありました。

牛奥ノ雁ヶ腹摺山西側にある立ち枯れた木々
牛奥ノ雁ヶ腹摺山の登山道

針山が終わるとこんな感じの樹林帯をずっと下ります。

牛奥ノ雁ヶ腹摺山の登山道にある道標

道標はちょくちょくありましたが、たまにピンクテープがわかりにくい所がありました。

牛奥ノ雁ヶ腹摺山の登山道から眺める金峰山や八ヶ岳

パノラマ岩付近から金峰山や八ヶ岳が綺麗に見えました。

牛奥ノ雁ヶ腹摺山の登山道にある鹿よけネット

最後の鹿よけネットを絡まりながら越え

牛奥ノ雁ヶ腹摺山の登山口である日川林道

日川林道にゴーール!

牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂からはゆっくり歩いて1時間ぐらいでした。

下山後の温泉・食事

大菩薩の湯

上日川峠の車を回収し、今回のご褒美は国道411号の大菩薩ラインを少し下ったところにある大菩薩の湯へ。

3時間:620円 1日:1,040円(市内在住者は半額)
少しぬるめの高アルカリ泉

館内けっこういい感じで、食事処もあったので

大菩薩の湯の食事処で食べた肉そば

肉そば食べて帰宅。

ここの受付のお姉ちゃんが愛想良くて印象良かったです。

おしまい

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