福井県大野市に位置する荒島岳。標高は1,523mで福井県唯一の日本百名山です。
山頂からは霊峰白山と大野盆地の眺望が良く、大野盆地からはとても端麗な姿に見えることから別名「大野富士」とも呼ばれています。
また、山腹には美しいブナの原生林が広がり、春から秋にかけて多くの登山者を癒してくれます。
ちょうど6月の新緑の季節に登りましたが、正直山頂の眺望より鮮やかなミドリに魅了されてしまいました。
ルート・コースタイム
北側にある勝原登山口からのピストンです。
ルートは明瞭。
感想としては、危険個所はありませんが山頂間近の「もちが壁」付近は急登で息が上がりました。
それと、地味にスタート地点のスキー場のアスファルトの急坂がしんどかったです。
駐車場
勝原登山口駐車場を利用。
約20台駐車可能。無料。トイレ有り(冬季閉鎖)。
地図はこちらで、中部縦貫自動車道の「勝原IC」からすぐです。
わかりやすいマップがあります。
登山記
まずは閉鎖されている勝原スキー場のアスファルトの坂を登っていく感じです。
写真だと伝わりませんが、けっこう急で息が上がりいきなり滝汗。。。
一時間弱かかり、やっとスキー場トップに到着。
リフトの残骸あり。
おいおい、ここからスタートかーい。
前日雨が降ったのでスリッピー。
と思ってたら、鮮やかな新緑のブナ林が現れました!
空気が最高にうまーーい。
さすが森の女王様。
優美な木々ですわ。
でっかい巨木もけっこうあり
彼らの生命力を感じながら歩く。
この急な階段キツかったー
ちょくちょく標識はあったので、距離感はつかみやすかったです。
2時間ちょいでしゃくなげ平に到着。シャクナゲ咲いてないけど。
ここを右に行って少し行けば小荒島岳があり、そこからの荒島岳のビューがいいらしいんですが、逆方向のピストンだし面倒だったのでパスしました。
憧れの霊峰、白山が間近に!
初めて見ましたが、けっこうな存在感ですっごく登りたくなりました!
ここからはこの山の核心部である「もちが壁」に突入。
ビビります。。
こっちは逆に控えめ。
この山は冬も登山者が多く、積雪時はこのもちが壁はかなり怖いみたいですが、無雪期はきちんとロープやクサリがあるし、足元気を付ければ大丈夫でした。
どんどん眺望が良くなってくる!
手前に小荒島岳。奥に大野盆地。
パッチワークのような田園地帯がめちゃくちゃいい感じです!
大野市街もクッキリ。
向こうからもクッキリ大野富士が見えてるんでしょうね~
絶景です!
若葉も生き生きしてます。
皆さん頑張ってー
年配の団体さんが多く賑やかでした。
山登ってる年配の方はほんと元気で、みんな長生きしそうだなーと毎度思います。
てっぺん到着しましたー!
出発から3時間ちょっとでした。
大変な賑わい。
好天の土曜なので、続々と登山者がやってきます。
無事登らせていただきどうもありがとうございます。
スーパーどぴーかんになりました♪
とにかく360度の特大パノラマで
北東目の前に白山。
東には乗鞍岳に
御嶽山。
南側、岐阜方面の山並みも美しく感動しました。
そして西には大野盆地!
なかなかのスペックですよ。この山。
まあまあ広いのでゆっくりランチ休憩ができました。
さーて、下山しましょ。
帰りもミドリに癒されよう。
木漏れ日のシャワを浴びながら。
一枚だけ仲間はずれが。
真夏の様な陽気です。
お花もまあまあ咲いてました。
これまた最後のアスファルトの下りがキツかった。。。
そしてゴーール!
下山は山頂から2時間半弱で、休憩含めトータルで6時間半ぐらいの山行でした。
下山後の温泉
今回のご褒美は、九頭竜にある「九頭竜温泉 平成の湯」へ。
日帰り入浴600円。
館内とても綺麗でお湯も最高でした!
【おまけ】前泊した宿
今回は関東方面から400~500kmあるし車中泊はしんどそうだったので、前乗りして九頭龍の『国民宿舎 パークホテル九頭竜』に泊まりました。
到着が夜遅くになってしまうので素泊まりにしました。一泊6,050円。
こちらはリニューアル前の写真ですが、今はもっと綺麗になってます。
自然豊かで雰囲気良かったので、是非このプランでも!
キャンプもできるみたいですよ。
おしまい
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