福島県の左下、南会津の桧枝岐村にそびえる会津駒ヶ岳。標高は2,133mで日本百名山に選ばれています。
尾瀬国立公園内のけっこうな山奥に位置しておりますが、優しくたおやかな山容が印象的で、積雪期・残雪期も楽しめるお山としても有名です。
今回は5月末の新緑の季節ですがまだ雪が残っていたので、友人と2人で雪山歩きを楽しんできました。
ちなみに、雪山初心者におすすめのお山はこちら。
雪山初心者におすすめの装備・ギアの紹介はこちら。
ルート・コースタイム
一番メジャーな滝沢登山口からのピストンです。
感想としては、登り始めの約30分ぐらいだけ急登でその後はそこまで急なところは無く快適に歩けました。
全体的に危険個所は無く、初心者にもおすすめなお山だと思いました。
駐車場
滝沢登山口駐車場を利用。無料。
約20台ほど駐車可能で、少し下にも10~20台ぐらい駐車できそうなスペースがあります。数台止められそうな路肩もあります。
トイレはありませんが、国道352号線からこちらの登山口方面へ曲がったところにウォシュレット付きの綺麗なトイレがあります。
登山記
駐車場に深夜に到着し車中泊。6時半ごろ出発。
ちょっと歩くとこちらの登山口へ。
鮮やかな登山口だ。
初めの30分ぐらいが急登でヒートアップ。
新緑に癒される~
向かいのお山に雪が・・・
と思ったらやはり現れました。
新緑に積もる新雪。
なんか新鮮。
新雪が溶けて雨の様に滴が落ちてくる。
駒の小屋との中間地点である水場。
ちょくちょくこういった道標があり、距離も書いてあって助かりました。
どんどん雪が増えてきました。
まさか新雪を歩けるとは思ってなかったのでテンション上がります!
そろそろアイゼン履きましょ!
軽アイゼンやつぼ足など様々でしたが、自分らは登りはアイゼン、下りはつぼ足で駆け降りました。
ピッケルは必要ないレベルでした。
初めは晴れ間が差してましたが、ガッスガスに…
トレースがあったので助かりましたが、無いとちょっと大変そうでした。
でもピンクテープはけっこうありました。
5月末にこんな景色が見れるとは…
樹林帯を抜けると強風…さっむーー・・・
一気に冬山になりました。
ハードシェルを着込み手袋も冬用に。
よかった・・・持ってきておいて・・・
登り始めは暑かったのにすっごい気温差。
レイヤリングも大変。
でも、この雪山歩きが楽しい。
えっほえっほ。
出発からちょうど3時間ぐらいで山頂直下の駒の小屋に到着。
ゆるかわなTシャツが人気ですよね。
この辺も強風で、ちょっと休んでたら
晴れてきました!
山頂はすぐそこだー
もうちょっと!
そして小屋から10分ちょっとでてっぺん到着!
出発からは3時間半ぐらいでした。
ちょうどいいタイミングで嘘のように晴れました♪
風も弱まったのでこちらでランチ休憩。
カラフルな団体さん達が映える!
中門岳への稜線。
すっばらしい!
クリ~ミ~♪
真冬は雪庇もすごそうですね。
5月末、もう麓は初夏だってのに
こんな冬景色が味わえるなんて
サイコーだーー!
あちらは越後三山かな?
越後駒ヶ岳のみ登りましたが、いつか全部登ってみたい。
やはりすぐそこの燧ヶ岳が目を引きます。
尾瀬の男前!
その右奥に至仏山。
やさしい山容です。
おそらくあれがこの辺で唯一登ってない百名山の平ヶ岳ですな。
そろそろ登りに行くから待っててねー
南には日光連山や
日光白根山がニョキっと。
ド快晴になりました!
会津の山並みいいですね~
自分は『郷』が付く地名の秘境感が大好きなので、桧枝岐の山深い感じが最高に好みです。
絶景を堪能し、下山開始!
山頂を振り返る。
この辺からの景色は前に同じく残雪期に登った巻機山に似てる気がしました。
この辺、めっちゃくちゃ気持ち良かった~
いい山です。会津駒。
雪道が終わり、せせらぐ登山道へ。(靴が汚れるんすよね…)
そして新緑エリアに戻ってきました。
ブナのこのライムグリーンが大好きなんです!
森の女王と呼ばれるのもわかります。
落書き(彫り)が多くて悲しくなりました。
山が好きな人はこんな事するような人じゃないと思ってるのでショック。
綺麗なツツジに癒されました。
そして木漏れ日のシャワーを浴びながら
ゴーール!
下りは雪道を駆け下りたので1時間40分ぐらいでした。
下山後の温泉
親切にもこんな案内があり、前に燧ヶ岳に登った時は燧の湯に入ったので
今回は駒ヶ岳だし駒の湯を利用しました。大人700円
営業時間や定休日などはホームページを。他の温泉の情報も。
めちゃくちゃいい感じで
目の前の清流が綺麗でした。
おしまい
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