群馬県と新潟県の県境、谷川連峰西端に位置している平標山(たいらっぴょうやま)と仙ノ倉山(せんのくらやま)。
平標山の標高は1,983mで仙ノ倉山は2,026m。仙ノ倉山は日本二百名山に選ばれています。
どちらのお山も眺望が良く、特に両山を結ぶ広大な稜線は山好きを唸らせる絶景で、夏は色とりどりの高山植物が咲き乱れ天空の楽園と称されています。
6月上旬梅雨入り前のお花シーズンにソロで歩いてきました。
ルート・コースタイム
苗場スキー場近くの平標登山口からの周回です。
登りは上の『松手山コース』、下りは平標山の家経由の『平元新道』にしました。
感想としては、危険個所はなくよく整備された歩きやすい登山道でしたが、まあまあ距離と標高差があり、久々の山歩きだったので筋肉痛になりました。
半分以上高曇りで天気はベストではありませんでしたが、絶景の稜線歩きが楽しめました。
駐車場
駐車場はこんな感じで、約150台駐車可能とのこと。
料金は600円で、帰りに徴収するシステムでした。
好天予想土曜日だったので全日夜中に到着しましたが、その時点で9割ぐらい埋まっており、帰りは第2、第3、他の臨時駐車場まで埋まってました。
綺麗でウォシュレット付きのトイレがあります。
馴染みのマップもあり、環境良いです。
登山記
4時ごろ起床し、4:45頃しゅっぱーつ。
まずは稜線まで一気に急登。
よく整備されている木の階段で迷う心配も一切無し。
早朝の新鮮な空気が最高にうまーい。
親切です。
1時間弱で目印の鉄塔が見えました。
向かいには苗場スキー場が。
ボードしたい。フジロック行きたい。
鉄塔建てた人たち、ほんとすごいっす。感謝。
この山は花の楽園としても有名で
半分以上名前はわかりませんが、たーくさん咲いてました。
イワカガミや
シャクナゲはさすがに覚えましたよ。
振り返ると、西側正面に苗場台地(苗場山)。
平だし、むしろあっちの名前を平標(たいらっぴょう)にすればよかったのにと思ったり。
ちなみにあちらは前にこの季節に登りました。
鉄塔を過ぎると視界が開け、これからウキウキ稜線歩き。
ヤマツツジを添えて。
7合目。
天気はイマイチですがめちゃくちゃ気持ち良いです。
たまに振り返って、苗場山平べったいなーとか思いつつ
あちらを登ると
まずは平標山のてっぺん到着!
出発から2時間半ぐらいでした。
こんな感じの山頂です。
仙ノ倉山へは約55分とのこと。
一息ついて向かいますか。
ここからは楽しみにしていた稜線歩き。
噂通りの絶景だ!
両サイドにはお花畑。
癒される~
天気も晴れてきてくれました~
名前はわかりませんが、このピラミダルな山が目を引きました。
ほんと気持ちいいです。
最後の登り返し!
仙ノ倉着きましたー!
平標からだと45分ほど、出発からだと3時間半ほどでした。
谷川連峰がズラっと。
大好きな谷川岳はあの辺かな?
こっち方面から見たことないので自信ないですが。
谷川は雪山シーズンが特に好きです。
左奥には巻機山が見えました。
アルプスもいいけど、越後の山並みも大好きです。
帰りますか。
またワクワクさせてくれる絶景じゃないの!
シャクナゲを添えて。
こりゃぁ、映えますよ。
絵に描いたような稜線ですもん。
平標へ戻り、昼飯を食べたら南方向の平標山の家方面へ。
相変わらずな絶景。
左を見ると登ってきた仙ノ倉山。
最高の景観ですわ。
山小屋が近づいてきましたよー
到着。
平標山山頂からですと30分ちょっとでした。
山小屋、避難小屋、テント場と宿泊スタイルが充実していて、こちらは避難小屋の中。
2,006年に建てられたので全体的に清潔感があり綺麗でした。
スパイシーカレーが有名らしいですよ。
詳細はホームページを。
仙手(せんぺい)清水と呼ばれる名水をがぶ飲み。
美味しかったです!
こちらはがまんがまん。
登ってきた仙ノ倉山を眺めながら一息。
ロケーション抜群です。
整備あざます。
色々と環境最高なお山でした。
稜線も天国でしたが、樹林帯の鮮やかな新緑とマイナスイオンにもめちゃくちゃ癒されました。
でも、この辺でたくさんのブユに一時間ぐらいつきまとわれ、5か所ぐらい刺されました。
めちゃ痛痒かった。
気持ちい山歩きを楽しみ
小屋から1時間ぐらいで林道に出ました。
たしかに、間違いなく星も綺麗でしょう。
林道を30分ちょい歩き
清流に癒され
ゴーール!
トータルで7時間ちょっとの山行でした。
下山後の温泉・食事
帰りは猿ヶ京温泉のまんてん星の湯さんでサッパリ。
赤谷湖が見える露天がいい感じでした。
併設されてたレストランで湯上りノンアルビール♪
グラスもキンキンでビール感抜群でした。
肉そばが美味しかったです!
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