日本には京都、奈良といった古都があるように、世界にもオールドシティ・タウン、メディナ、古城などと言った古い町並みが楽しめる旧市街がたくさんあります。
歴史や文化を感じる建物たちに活気溢れる人々の営み。そんな世界の旧市街を歩いていると異世界にタイムスリップしてしまったかのような感覚になったり、映画やゲームの主人公のような気分になったりと、とても感性を刺激される経験ができます。
ここでは著者が訪れた旧市街のうち特に日本人からしたら現実離れした異国情緒たっぷりな旧市街を5つご紹介したいと思います。
ヒヴァのイチャン・カラ【ウズベキスタン】
まず1つ目はウズベキスタンは古都ヒヴァにあるイチャン・カラ。
イチャン・カラとは「内城」という意味で、その名の通り城壁に囲まれた要塞都市の史跡。カラフルなミナレットやメドレセ(神学校)にシルクロードを感じさせる売店などが軒を連ね雰囲気最高な旧市街です。
オシャレでエキゾチックなウズベキスタンの人々に絵になる町並みは中世にタイムスリップしてしまったような感覚になり、日本や欧米とは全く違う雰囲気で新鮮でした。
東西約460m、南北約650mという半日あればだいたい回れるサイズ感もちょうどよく、正直ランキングを付けるならベスト3に入るぐらい大好きな場所です。
アクセス・行き方
一番近くの都市であるウルゲンチには空港がありますが、日本からの直行便は無いのでまずは首都タシュケントまで。タシュケントからは飛行機で約2時間、夜行列車で約18時間です。
ウルゲンチからはバスで約1時間、タクシーで約30~45分で着きます。
麗江古城【中国】
2つ目は中国は雲南省の麗江にある麗江古城です。
悠久の歴史を持つ中国は各地に「古城」と呼ばれる旧市街があり、ここ麗江古城は中国4大古城の一つに選ばれています。
標高約2,400m、約900年前に少数民族のナシ族が建設した町で、石畳に瓦葺きの屋根が連なる景観が素晴らしく、古き良き中国の町並みが味わえます。
千と千尋の様なジブリっぽさもあり、異国情緒満点な街歩きが楽しめます。
アクセス・行き方
麗江には空港がありますが日本からの直行便はないので、上海、成都、広州、武漢などといった各都市経由となります。もしくは、雲南省の省都である昆明から高速鉄道で約3時間で行けます。
麗江駅からはタクシーで30分ほど。麗江の空港からは空港バス+徒歩かタクシーで1時間ほどです。
タリン旧市街【エストニア】
3つ目はヨーロッパはバルト三国にあるエストニアのタリン旧市街です。
パステルカラーの建物たちが可愛らしく絵本の世界に入り込んでしまったような、まさにメルヘンチックな街歩きが楽しめます。
バルト三国には他にラトビアのリガ、リトアニアのビリニュスの旧市街があり、著者は全部訪れましたがどの国もメルヘンでいい感じです。代表としてタリンを選んだ感じです。
アクセス・行き方
日本からのタリンへの直行便は無いので、ロシアやヘルシンキ経由となります。
タリンの空港からは近いのでトラムやバスで約15分、タクシーで約10分。おすすめはトラム。
もしくは↓こちらもおすすめ。
フィンランドのヘルシンキから船で日帰りで行ける
タリン旧市街はタリン港から徒歩で15分ぐらいの距離であり、タリン港へはフィンランドのヘルシンキから一日に何本もフェリーが運航しているので、ヘルシンキから日帰りで訪れる事も可能です。そんなツーリストがたくさんいます。
詳しくはこちらにて。
シャウエンのメディナ【モロッコ】
4つ目はモロッコのシェフシャウエンのメディナです。
シャウエンと言えば青の街として有名で、とにかく様々な「青」が美しくスーパーメルヘンチックな街歩きが楽しめます。
なぜこんな青い街になったかは虫よけや避暑のためやユダヤ人やイスラム教徒にとって青は神聖な色だったためなど諸説ありますが、詳しくはわかってないようです。
モロッコにはたくさんのメディナがありますが、その中でも一番メルヘンチックなのはこの街ではないでしょうか。
お気に入りの「青」を見つけに思いっきり迷子になるのが楽しかったです。
アクセス・行き方
まずは日本から中東やヨーロッパ経由でモロッコの玄関口であるカサブランカへ。
カサブランカからモロッコ国営バスCTMで6時間半ほどで行けますが、鉄道でフェズか飛行機でタンジェへ行き、そこからバスで3~4時間ほどでも行けます。
もしくはカサブランカやフェズでツアーに参加することも可能。
ちなみに、著者はスペイン南部のアルヘシラスからフェリーでジブラルタル海峡を渡りテトゥアン経由で行き、帰りはタンジェからバルセロナに帰りました。こんなルートもおすすめです。
プラハ歴史地区【チェコ】
最後はチェコのプラハ歴史地区です。
1,000年以上の歴史を持ち中世ヨーロッパの雰囲気を色濃く残す街並みで、街全体が博物館のような…映画の撮影セットのような…歩いているだけで紳士・淑女になったような…。もう夢気分が止まらない街であります。
上の写真にもありますが、有名なカレル橋を挟み東側が旧市街、西側がマラーストラナと呼ばれる城下町となっており、どちらもどこを見ても絵になる街並みです。
ヨーロッパで一番美しい都市とも呼ばれ、世界中からツーリストが集まり賑わっています。
クリスマスシーズンもおすすめ
著者はちょうどクリスマスシーズンに一人で旅をし、ロンリークリスマスマーケットを楽しみました。
寂しいのでクリスマスシーズンは一人ではなく恋人や家族、友人と行ってください(笑)
アクセス・行き方
日本からの直行便は無いので、ヨーロッパの各都市経由で。もしくはヨーロッパ各都市から鉄道やバスでも行けます。著者はオーストリアのウィーンから鉄道で行きました。(約4時間)
プラハ空港からはタクシーで30分ほど。空港シャトルバスですとプラハ本駅までしか行かないので、そこから徒歩10分ほど。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は離れたエリア別で厳選させていただきましたが、特にヨーロッパやイスラム圏は魅力的な旧市街がたくさんあります。
皆さまも是非主人公になって世界の旧市街を歩いてみてください。
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