遺跡。それは過去の人間の営みの跡が残されている場所。
実際そこに立ってみると昔の人すごーいという単純な驚きと感心に加え、遠い過去の光景が浮かんでくるというか、一瞬意識がタイムスリップするような感覚になったりと、なんかロマンを感じるのは自分だけではないはずだと思います。
特に世界の遺跡は日本では想像出来ないロケーションだったり建物だったりと、イマジネーションを刺激してくれます。
ここでは世界の色々な遺跡を訪れた著者が特におすすめする遺跡を5つご紹介させていただこうと思います。
マチュピチュ【ペルー】
1つ目は「キング オブ 世界遺産」ことぺルーのマチュピチュです。
ペルー中南部、アンデスの山中標高約2,400mの尾根上に佇むインカ帝国の都市遺跡で、周りは行く手を阻むような急峻な山々に囲まれておりすっごいロケーション。列車とバスを乗り継いでたどり着いた時の感動は一生忘れられません。
ベタですがマストであり、やはり王者の貫禄溢れる大好きな遺跡です。
ちなみに、「マチュピチュ」とは「老いた峰」という意味で、奥にそびえる峰は「若い峰」という意味の「ワイナピチュ」と言います。
ワイナピチュからの眺めも良し
マチュピチュの背後にそびえるワイナピチュは事前に予約すれば登ることができ、急な登山道を登ること一時間ぐらいで山頂まで行けます。
眺めはもちろん最高ですがかなり高度感を感じる場所ばかりですので、高所恐怖症の方は止めておいた方が良いかと思います。
アクセス・行き方
ペルー南部のクスコよりバスや電車でマチュピチュ村へ。そこからシャトルバスで30分ほど。
クスコへは直行便が飛んでないので、日本からだとアメリカ経由でリマへ。そこから国内線でクスコへ行くのが一般的。
かなりの山奥ですが、やはり世界的有名な観光地だけありアクセス手段は整っています。
著者はクスコからオリャンタイタンボまでタクシーで行き、オリャンタイタンボからマチュピチュ村へは列車(ペルーレイル)で行きました。列車がおすすめです!
シーギリヤ【スリランカ】
2つ目はスリランカ中央部にあるシーギリヤ。
シーギリヤとは「ライオンの山」という意味で、本当にライオンでも出てきそうなジャングルの中にドシンと佇む一枚岩のシーギリヤロックがとても絵になり、ロケーションは最高。
高さ約200mの頂上へ怖い階段を登っていくと空中宮殿と言われる宮殿跡が広がり、360度の大パノラマが広がっています。
スリランカを代表する世界遺産・観光スポットであり、常に多くの観光客で賑わっています。
アクセス・行き方
場所はスリランカの中央部。基本的にはツアーやタクシーなどをチャーターして行くのが一般的。
旧首都であるコロンボからは約4時間半、仏教の聖地キャンディからは約2時間半、黄金寺院で有名なダンブッラからは約30分。
著者は空港でタクシーをチャーターし、3泊4日でキャンディ→シーギリヤ→ダンブッラ→ニゴンボというルートで旅しました。
ティカル遺跡【グアテマラ】
3つ目は中米はグアテマラにあるティカル遺跡!
紀元前より約2,500年間も繁栄したマヤ文明の一番大きな都市遺跡であり、密林の中にドシンドシンと佇むピラミッド群には圧巻の一言。
中心部だけでも約3,000の建物があるらしく、その名前もグランプラザやアクロポリスや失われた世界など、なんかかっこいい。特に男子ウケしそうな遺跡です。
アクセス・行き方
グアテマラ北部の都市フローレスから車で1時間ほど。バスやタクシーでも行け、著者はフローレスの宿で往復のバスチケットを手配してもらいバスで行きました。
フローレスには空港があるのでグアテマラ各地から飛行機が飛んでいます。
バガン遺跡【ミャンマー】
4つ目はミャンマーのバガン遺跡!
バガン遺跡と言えば、カンボジアのアンコール、インドネシアのボロブドゥールと合わせて世界3大仏教遺跡と呼ばれ、自分は全部行きましたがバガンが一番。世界の色々な遺跡の中でも上位に入るぐらい大好きな遺跡です。
なんと言っても圧巻なのが約40kmの平野に点在する数千もあるパゴダ(仏塔)や寺院の景観。
いくつか登れるパゴダがあり、そこからのサンライズやサンセットは神々しさ満点で鳥肌が立つ感動をした覚えがあります。
アクセス・行き方
バガンのニャウンウーに空港があり首都ヤンゴンから飛行機で行け、他にも夜行列車や夜行バスもあります。
ヤンゴンから飛行機だと約1時間、夜行列車だと約17時間半、バスだと約10時間半ぐらいかかり、著者は夜行バスで行き帰りは飛行機で帰りました。
パゴダ巡りはレンタサイクルやレンタルバイクもありますが、馬車がたくさんいるのでのんびり馬車で回るのがおすすめです。
ペトラ遺跡【ヨルダン】
最後はヨルダンにあるペトラ遺跡!
有名なインディージョーンズの映画の舞台にもなってるので30代以上の方は知ってる人が多いと思いますが、実際行ったことある人はそんな多くないんじゃないですかね。
ペトラとはギリシャ語で「崖」を意味し、2,000年以上も前にこの地に定住したナバテア人が切り立つ岩壁を削って作った大都市遺跡。
とにかく広い!の一言で、時にはピンク色になる独特な赤い岩の渓谷に乾いた大地、澄んだ青空が最高にマッチしていて映画の世界、いや、異世界に迷い込んでしまった感覚に陥りました。
最も奥のエド・ディル(修道院)まで行くとなると丸一日歩くことになりますが、一生の思い出に残る経験が出来るので是非。
アクセス・行き方
ペトラ観光の拠点となる町ワディ・ムーサまでは首都アンマンや港町アカバからバスやツアー、タクシーなどでアクセス可能。所要時間はアンマンからだと約3~4時間、アカバからだと約2時間。
著者は死海経由でタクシーで行きましたが日本円で15,000円ぐらいしてボられたので、バスだと1,000~2,000円ぐらいで行けるらしいしそちらがおすすめ。ローカルバスよりJETTバスがおすすめ。もしくはレンタカーでも。
遺跡巡りはトレッキングみたいな感じになるので履きなれたスニーカーやスポーツサンダルが良いと思います。疲れたらラクダやロバに乗れます。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は特に著者が気に入っている遺跡5つをご紹介させていただきました。
特に映画やアニメなどで使われている遺跡は事前に観てから行くと感動が倍増しますよ!
是非訪れてみてください。
コメント
Good post but I was wondering if you could write a litte more on this topic?
I’d be very thankful if you could elaborate a little bit further.
Thanks!
Thanks for the message.got it.
I’ll try to write more in detail.