まだまだ残暑が続く9月の休日。
一人で中央アルプスの空木岳に登ろうと思い前日夜に長野県は駒ヶ根にある登山口前の駐車場にて車中泊したのですが、起きたら小雨がポツポツ…
長丁場の山だったしなんだかスイッチが切れてしまい(結果この後ゲリラ雷雨)、下道でゆっくりぶらぶらしながら埼玉に帰ろうと思いグーグルマップでルートを模索していたら

長野と群馬の県境辺りになんだかおもしろそうなところを発見!
あたくし、山が好きな影響か海無し県や北アルプスの最深部など陸の奥地が大の好みで、海外でもユーラシア大陸のへそであるウイグルのウルムチや中央アジアなども行ったことがあるので、これはもう行くしかないでしょ!と。
場所はこちらで、口コミを見たところ行き方は北側を走る県道93号線(下仁田臼田線)にある雨川ダム辺りから行けるとのこと。
グーグルマップの経路で検索すると南西にある余地ダムに案内されましたが、こちらからは行けないようです。

行ってみてわかりましたが、群馬側からだとけっこうくねくねの峠道をかなり走ることになるので、長野側(佐久市側)からの方がアクセスしやすいです。
こんな看板も出てきてわかりやすいですよ。

長野側から来ると雨川ダムを過ぎたあたりにこんな看板があるので

こちらを右に曲がります。

すると橋を渡った左側にこんなスペースがあり、左にあるゲートがスタート地点(登山口)となります。
やはり物好きがいるようで、先客が2組ほどいました。
車は3台ぐらい駐車できますが、その辺にもスペースはあります。
マップですとこの辺です。

最近クマの事件が多いので、めちゃびびります。
鈴を持ってなかったので、手を叩いたり声を上げたりしながら歩きました。

そのクマの裏にあった案内図。
距離は片道2.3km。前半1.3kmは少々荒れた林道歩きで、残り1kmは沢沿いの登山道に。そして後半650mは沢を詰めていく感じでけっこう本格的な登山でした。
標高差は自分の時計の高度計ですと約250mほど。
コースタイムは往復約2時間ほどとのことですが、自分は往復1時間半ほどでした。

ゲートにもこんな事が書いてあり、観光がてらにサクっと行けるような場所ではありません。
自分は元々登山をする予定だったので登山装備で行きましたが、案内通り後半は沢を登っていくので普通のスニーカーではめちゃ汚れたりびしょびしょになります。
先客の人たちは1組はハイカーっぽい夫婦でもう一人は一般人っぽい人でしたが長靴を履いてました。

はじめはこんな林道歩き。

ずっと沢の音が聞こえ心地よいです。

するとすぐにこんな小屋が現れ

少し開けて右に曲がれる道が現れますが

こちらは立入禁止なので曲がらずまっすぐ進みます。

少し進んで行くと一見突き当りのような場所になるので、こちらを斜め左に行き橋を渡ります。

そして道なりに歩いていくとまた分岐のような場所になるので、こちらを看板通り左に曲がります。
この辺からはきちんと道標がちょくちょく出てきます。

林道も徐々に荒れてきて、なにげに勾配もあるので汗がダックダクに。

てくてく歩いていくと

ガードレールが無くなり、沢沿いの道に。

そして林道が終わり、こちらの沢を渡ると

残り1kmの看板が。
ここからが本格的な登山道に。

登山歴30年以上の自分からすると、よく見る景色で癒されます。


目印のピンクテープや看板はけっこうあるので、きちんと見ていれば迷わないと思います。

道がどんどん細くなり、沢に突入。

足元も悪くなってきます。

コケがいい感じで

かわいいキノコも。

ラスト650m!
ここからはもっと道が荒れてきます。

ワイルド~

足元はこんな感じ。

こんなV時の渓谷になり

両側はけっこうな急斜面。
落石にも注意です。

もうすぐだ!

とうとう沢を登り終え

こんな開けた場所に出て右に行くと

ありました!
立派な標識!

きちんと計測してますねー

ふむふむ。

住所らしきことも書いてあります。

周りは鬱蒼とした森。
日本のへそにいるんだと実感し、下山しまーす。

下りもワイルド。

すごく湿潤な環境です。

ササっと沢をクリアし、林道へ来れば一安心。

そしてゴーール!
帰りは45分ぐらいでした。

そして高齢化日本一の南牧村ののどかな風景に癒され

上野村の川の駅で

清流に癒され

秩父で温泉入って帰りました。
たまにはこんなお出かけもいいですね。
おしまい
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