埼玉県北部の羽生市にある羽生水郷公園。
その名の通り水をテーマにした公園で、国内唯一のムジナモ(食虫植物)が自生する宝蔵寺沼や三田ヶ谷池といった池や沼が多く、その水辺にはさまざまな水鳥や水生植物などが生息しています。
また、全国でも珍しい淡水魚専門の水族館であるさいたま水族館があり、そちらが有名ですがもう一つ推しとしているのが敷地南・西側にある無料遊具エリアであるコバトン広場・わんぱく広場です。
大型の複合遊具から小さなお子さん向けの遊具まで様々あり、解放感のある芝生広場など子供が一日中楽しめる環境が整っています。
羽生水郷公園はけっこう広いので、こちらでは主に遊具エリアとその周りを中心に写真多めでレビューしたいと思います。
- 巨大遊具で遊びたい
- 抜群の解放感を味わいたい
- 芝生にシートやテントを広げてピクニックを楽しみたい
- お魚や水鳥が好き
- 一日中遊びたい
アクセス・行き方
【車】
東北自動車道「羽生IC」より東にすぐ近く(3分ほど)
【電車】
東武伊勢崎線「羽生駅」、「加須駅」より7kmほど(タクシーで15分ほど)
【バス】
羽生駅東口から期日限定で無料バスが運行しています
時刻表や運行情報はこちら
駐車場は南側駐車場へ!
羽生水郷公園には駐車場が南側駐車場、北側駐車場と2か所あり、遊具のあるコバトン広場・わんぱく広場に一番近い駐車場は南側駐車場です。
北側駐車場はさいたま水族館や水辺の自然観察をされる方におすすめで、道を挟んだ向かいにはキャッセ羽生(羽生市三田ヶ谷農林公園)もあるので、水族館や遊具遊び、キャッセ羽生などすべて行きたい方も北側駐車場を利用してもよいかと思います。
南側駐車場:約170台(障害者用7台)
北側駐車場:約600台(障害者用9台)
駐車料金:無料
利用時間:午前8時~午後6時
【南側駐車場】
【北側駐車場】
どちらも広く、満車になることはほぼ無さそうです。
園内マップ
南側駐車場のところにあったマップですが、公園全体のマップはこんな感じで、遊具のあるコバトン広場・わんぱく広場は敷地南側になります。
こんな感じです。
南側駐車場からはすぐですが、北側駐車場からだと10分近く歩きます。
まずは南側駐車場から入ってすぐのコバトン広場からご紹介します。
コバトン広場
『コバトンが行く!水辺のワンダーランド』というキャッチコピーで、水郷公園なので「水」がテーマになっています。
全景はこんな感じで、主に4つの遊具に小さな遊具が点在してる感じです。
まずは一番手前の中型の複合遊具です。
滑り台みたいなのは「うなぎの川登りクライム」という名前で、このコバトン広場の遊具は水辺の生き物のネーミングが付いていてほっこりします。
海無し県のため、淡水魚縛りなのも良いですね。
後ろはこんな感じで、色々とバランス能力が養われそうですね。
その右には、主に幼児向けの「ふわふわ水玉」と「ハニー」、「ビー」、「ホッパー」、「ハッピー」と名付けられたスプリング遊具があります。
その右にはこれも幼児向けの小さな滑り台があります。
こちらには昆虫さんがいますね。
その裏手には「なまずの地すべりローラー」というローラーコースターがあります。
やはりローラーコースターはマストですよね!
そして、何度も写ってますがメインの巨大コンビネーション遊具がこちらです。
いいですね~
大好きなしらこばと水上公園のコバトンの森の巨大遊具や、びん沼自然公園の大型遊具より少し小さいぐらいでしょうか。
このアングルもいいですね~
すいません。最近遊具フェチなもので。。
この緑色の滑り台は「つるの抜けみちスライダー」で、右のクライミングは「ムサシトミヨの滝登りクライム」という名前です。
ムサシトミヨとは誰かの名前っぽいですが、トゲウオの仲間で絶滅危惧IA類とのこと。埼玉県の「県の魚」に選ばれています。
ちなみに、奥の一番上から滑るスライダーは「あらかわくだりスライダー」という名前です。
ナイスネーミングですわ。
ちょいちょいお魚さんがいますね。
こちらの上まで登ってみましょ。
この入り組んだ感じが複合遊具らしくて興奮します!
ちなみに、この左の橋は「ムジナモブリッジ」という名前らしいです。
この眺めの良さも大型遊具ならではですね。
隣にはこんな屋根付きのベンチと電子マネー対応の自販機が2台ありますので、水分補給には困りません。
天気の良い週末は、皆さまシートやテント・シェードなどを広げ賑わっています。
個人的には秋の夕暮れ時が好きです。
わんぱく広場
お次は奥にある「わんぱく広場」です。
こちらはコバトン広場より小さなお子さん向けで、3~12歳向けの遊具が4つあります。
まずは一番手前の「海への冒険」という遊具です。
とても可愛らしいデザインですね。
海への冒険とは海無し県の子供たちへのメッセージでしょうか。
その右には、わんぱく広場で一番大きな複合遊具の「大きな冒険船」があります。
名前の通り大きな船のようで冒険心をくすぐりますね。
後ろ姿もイケてます。
うちの息子はこの遊具が特に気に入ってました。
たしかに、特に男の子が好きそうな感じがします。
クライミング要素がたくさん入っているので、海もいいですが著者の大好きな登山も好きになってほしいとか。
その奥には、これこそ山的な「岩山の冒険」というクライミングウォールがあります。
そして最後は「奇妙な形の生き物」という遊具です。
瀬戸内のアートの島とかにありそうな現代アート的な遊具ですが、たしかにこんな奇妙な形の生物を何かで見たような…といった気がするおもしろい遊具です。
バランス能力はもちろん、想像力も養われそうですね!
このわんぱく広場には1回100円で乗れるバッテリーカーもあります。
ベンチなど腰掛けポイントが多いので
ゆっくりとお子さんが遊ぶ姿を眺めることができます。
なにげにこういう点がリピートなど満足度に関わってくるんですよね。
その他の見どころ
今回は主に遊具エリアのご紹介ですが、周辺もちょっとご紹介します。
多目的広場
わんぱく広場の奥、西側にあるのが、解放感抜群の芝生が広がる多目的広場です。
ボール遊びなどめいいっぱい遊べますね。
バーベキュー広場
3~11月限定でこの時は冬だったのでやってませんでしたが、わんぱく広場の東側にはバーベキュー場があります。
こんなあずまやもあり
炭捨場もあります。
環境抜群でいつかやってみたくなりました。
料金や予約方法などは公式HPを。
トイレ・喫煙所
炭捨場の後ろにはトイレがあり、自販機が2台(電子マネー対応は1台)あります。
こちらのトイレか南側駐車場のトイレが遊具エリアから近いトイレになります。
どちらもオムツ替え台がありますのでご安心を。
そのトイレから少し離れたところに喫煙所もあります。
水辺の散策も良きです
遊具エリア周辺にはウォーキングコースや水辺の散策路があるので、水辺の散策もおすすめです。
ちょうど公園の中央部にあるのが一番大きな池である「三田ヶ谷池(みたかやいけ)」で、冬以外の3~11月はカヌーやボートで散策する事ができますよ。
ちなみに、同じく3~11月はサイクリングも楽しめます。
この時はちょうど鏡張りのような水面で綺麗でした。
緑の季節もいい感じですね。
その東側には「水生植物園」や「水鳥の池」があります。
セコイアの並木が綺麗です。
落ちないように気をつけてくださいね。
水鳥の池にはその名の通り水鳥がたくさんいて
癒されます。
こんなおっきな鳥も!
のんびりした時間が流れていて気持ちよいですよ。
さいたま水族館もおすすめ!
せっかくなのでこの公園のメインであるさいたま水族館も少しご紹介します!
埼玉県内の川や湖沼に生息する魚を中心に約100種類の水生生物を展示していて
海系の派手さはないですが、けっこうおもしろいですよ。
特に鯉のエサやり体験がおすすめです!
入館料も安いですし、満足度は高いと思います。
北東に隣接する”キャッセ羽生”もおすすめ!
羽生水郷公園の北東にある北側駐車場の道を挟んだ向かいには、地元の農産物の直売所やカフェなどが入ったキャッセ羽生(羽生市三田ヶ谷農林公園)があります。
羽生水郷公園にはさいたま水族館辺りに軽食が出来る売店(土日祝のみ営業)はありますが遊具エリア周辺には売店も無いので、ランチをするならこちらがおすすめです。
地元の農産物を活かしたメニューが魅力です!
こんな売店も。
三輪車などの無料貸し出しやちょっとした遊具もあり
バーベキュー施設や鯉のえさやりなど、こちらだけでも半日楽しめます!
そしてなんと!
週末はこんなエアー遊具が無料で遊べるんです!!
さいっこうですよ!
普通10分350円とかしますよ?
息子は大はしゃぎで数時間、何千円分も遊ばせていただきました。
週末は必ずというわけでもないので、事前に確認をおすすめします。
イスやテーブルもあるし環境も良いです。
けっこう充実した施設なので、詳しくは公式HPをご覧くださいませ。
おまけの周辺情報
周辺のコンビニ
先述しましたが、羽生水郷公園の遊具エリア周辺には売店や食事処は無いので、飲み物やお菓子、ランチなどなど買っていく時はこちらを参考にしてください。
近くの道の駅
東に車で10分ほどいった距離に道の駅「童謡のふる里・おおとね」があります。
少し規模は小さいですが、こちらにもレストランや直売所があるので、セットで訪れるのも良いかと思います。
レジャー・アクティビティ
羽生水郷公園の近くの渡良瀬遊水地エリアは国内屈指のスカイスポーツのメッカで、一年中気球に乗る体験ができますよ!
6歳以上からですが、一生の思い出となる体験ができます!
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こちらのアクティビティジャパンでも熱気球のフリーフライトができますよ。
⇒【アクティビティジャパン】でレジャー・アクティビティ情報を見てみる
さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回は遊具エリアとその周辺をメインにご紹介しましたが、羽生水郷公園の本当の推しポイントは水辺の豊かな自然だと思います。
良く遊び、良く学び、良く体験できる最高の公園だと思いますので、是非とも皆さま訪れてみてくださいませ。
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