小2の息子の少年野球の合宿が宇都宮であったので、チャンスだと思い送迎がてらそのまま東北方面の名山・飯豊山へトライ。
久々のソロテント泊。真夏の陽気でややヘロヘロでしたが無事帰ってこれてよかったです。
ルート・コースタイム
飯豊山は東西南北色々なルートがあるのですが、今回は飯豊山本山に関東方面から攻めると一番ポピュラーな南東側にある表参道ルート・川入の御沢(おさわ)野営場からのピストン。
樹林帯の急登、アルプス並みの岩場、細いアップダウン、絶景稜線歩きと、山の魅力が凝縮されたルートでした。
【1日目】
4:04御沢野営場 ⇒ 8:02三国小屋8:24 ⇒ 10:20切合小屋11:12 ⇒ 12:59本山小屋 ⇒ 13:16飯豊山山頂13:35 ⇒ 13:30本山小屋 ⇒ 15:40切合小屋《泊》
【2日目】
3:55切合小屋 ⇒ 5:22三国小屋5:38 ⇒ 8:43御沢野営場
総距離:約21.5km
累積標高差:約2,150m
駐車場

下山後の昼間に撮った写真ですが、駐車場はこんな感じで約60台駐車可能。

料金は有料で、車中泊でも野営でも1泊1,200円。
知らずに来てしまいましたが、日中に入場すると任意で駐車場利用600円トイレ200円なので、節約したい方は道の駅喜多の郷で車中泊がおすすめかと。
2026年は7月18日~10月12日の間は夜間入退場禁止とのこと。
3連休の中日の日没ごろに入場しましたが、半分も駐車されておらずけっこう余裕ありました。21日下山後は3割ぐらい。
電波・電気無し。水はあるけど要煮沸。

手前の川入にもこんな看板あります。
ここから野営場までの道は狭いのですれ違い注意。
1日目

3時ごろ起床し、駐車場右奥の登山口より4時ごろスタート!
駐車場の管理人さんより途中の笹平~水場辺りで熊が出没したとのことで、気を引き締めて向かいます。

少し平坦な道を歩き、こちらの杉の巨木のある登山口より改めてスタート。

こんな看板が。
山頂で飯豊山荘から来た人とお話ししたけど、色々なルートがあって楽しそう。

樹林帯を黙々と登り、夜が明けてくる。

下の方はブナの林で大好きなゾーン。



下十五里、中十五里、上十五里と、約500mおきにこんな休憩ポイントがあるので距離感がつかみやすくすごく助かりました。
お参りルートなだけあり、ルートも明瞭でした。

雲の上に出てると、ギラッギラの太陽がお出迎え。
滝汗でかなりの水分を放出。

そこで現れたのが峰秀水という水場。
めちゃくちゃ美味しく感じました。
今回は水場が豊富だったので、自分はいつものルーティーンで約3L以上担いできましたが、うまく調整すれば水量は少なめでもいけそうでした。

スタートから約3時間弱で地蔵山下分岐の突き当りへ。
こちらを左に。

するとすぐにこれから登る三国岳と三国小屋が見えます。
手前は岩稜帯で怖気づく。。

少し歩くと岩場が出始めました。
この辺でストックをしまいます。

構えてたより倍ぐらい怖くて長かった…

たまに高度感のある場所はありましたが、足場はしっかりしていて鎖もあるので、難易度的にはそこまで高くはないかと思います。

岩稜帯の半分ぐらいのところにある剣ヶ峰。
さすが名前の通りの場所ですわ。

振り返ると雲海。
気持ちいいけど暑い暑い。

後半戦の岩場。
竜の背みたいで穂高のザイテングラートを思い出しました。

慎重に慎重に。


すぐそこに「水」と書かれた水場があるのですが、けっこう急な斜面を下らないとならないのでおすすめできません。
あの上部の岩場をクリアし少し行くと

ようやく三国小屋へ到着。


飲み物売ってました。
こちらで気さくな小屋番さんとしばらくお話させていただきました。

これから歩く稜線。
けっこう細い道のアップダウン。
奥の方に本山が見えますが、山頂はその奥。

けっこうザレてて切れ落ちている個所もあるので、まあまあ神経使いました。
しかもその辺でズルっと派手にこけてしまい流血。。
初めて自分にエマージェンシーキットを使いました。

ハシゴがありました。
2段目は使用不可で左のクサリを使用とのこと。








この辺から綺麗なお花がたくさん!

切合小屋近くになるとようやく緩めの稜線に出て、快適ハイク。

そして出発から6時間ちょっと、三国小屋から2時間ちょっとで本日の幕営地である切合小屋に到着。
テント装備での登り、こちらにて終了!


料金はこちら。
この先の本山小屋のテント泊は2,000円で小屋から300mぐらい離れてたので、こちらで正解でした。
ちなみに、さっきの三国小屋はテント泊不可なので、川入・御沢からのルートだとテント泊はこちらの切合小屋か本山小屋の2択かと。
小屋泊、米三合と寝袋持参で1,000円割引はおもしろいっすね。

古き良きな内観。

水場。
豊富で美味し!


トイレも清潔でございました。

テント場はすぐ裏手にあり、一番乗りだったので三国小屋のお父さんが教えてくれた風の当たりにくい左端をゲット。

雲少し多めですが、逆にギラギラ太陽を程よく遮ってくれて助かりました。
ランチを済ませアタックサックに荷物を詰め、身軽になり出発!

チングルマがきれー

何か所か雪渓を歩きましたが、滑り止めはいらないレベルでした。

草履塚という場所を越えると

本山が現れました!
正確にはあの左奥がピーク。

左には残雪残る稜線。
飯豊山、でっかいです。

鞍部辺りにあるのは最後の難所である御秘所(おひそ)と呼ばれる岩場。

姥権現という場所のお地蔵さん。
真っ赤な前掛けと頭巾がお似合いでした。

その先すぐに始まる岩場。
剣ヶ峰を越えてきたならそこまで怖くありませんが、少し前にこの辺で滑落してレスキュー呼んだ人がいたみたいなので慎重に通過しました。

両側切れ落ちててやや怖め。
こりゃあ雨風強い時は特に注意すね。

最後の難所を越えるとボーナスステージ突入!

楽園かっ!!
特にこの鞍部辺りの花畑がお見事で一人発狂しました。
いざ本山へ!

トンボの大群!
どこから来たの?ってな量。
おそらく花畑に群がる虫を捕食しに来てるのでしょう。
羽音がすごくて「雨降ってきた?」と思ってしまうほど。

登り終えると、本山小屋のテント場。左奥に本山。
少し距離あります。

そして本山小屋に到着。

別名トンボ小屋と名付けましょう。

どこの山小屋もほぼ同じ感じですね。

からの山頂!
15~20分ほど歩きます。
ちょっと雲行きが怪しくなってきましたが、山頂では晴れ間が差しました。

ニッコウキスゲが飾るビクトリーロードをてくてく歩き

トンボまみれの山頂に到着!
テント設営などの休憩も含め、出発から9時間ちょっともかかってしまいました。

生憎広大な山体はガスに包まれてましたが、最高峰の大日岳や朳差岳にも登りたいので、飯豊はまたいつか来るでしょう。

素晴らしい縦走路。
こりゃ
「飯豊はいいで~」
と呼ばれるのも納得。

北側に延びる宝珠山へのルートは見えました。
破線の上級者ルートだそうです。

歩いてきた稜線。
20分ぐらいまったりし、下山開始。


帰りもお花に癒されます。

夏山だなー
残雪が7月っぽい。

帰りも岩場は慎重に。

雪渓は涼しくてよかったけど、たまにホールがあり怖かったです。

無事テント場に帰還し、1,000円のビールにて祝杯をあげる。
高いですが、雪渓の雪で冷やしているためめっちゃくちゃキンキン!
この冷えに感動し、2本も飲んじゃいました。
空き缶は持ち帰り。コーラは600円。

この午後のテント場のまったり感、大好きなんです。
電波はドコモはたまに入ったり入らなかったり、通知は来るけどスムーズな通信はできず的な。電波のいいとこ探せばなんとかやり取りできました。
グダグダ過ごし日没後に就寝。

翌朝。
今日は夕方には自宅に帰りたいので、4時前には出発。

暗闇の細いアップダウンは神経使いました。

おはよう。

おそらく第一号の出発だったので、最後の樹林帯で数名登ってくる人とすれ違っただけでほぼ一人静かな山歩きを楽しみました。

1時間半ぐらいで三国小屋に到着し小休止。

神々しい岩場。
慎重に歩きました。


樹林帯はキノコがたくさん。

黙々と下り、ブナの巨木が出てきて沢の音が近くなってきたあたりで

ゴーール!

飯豊山マップの裏は喜多方のマップだったんすね。

この時に御沢(おさわ)と呼ぶことを知りました。

そしてスタート時は暗闇でわかりませんでしたが、ここから野営場までの道が杉の並木道で参道っぽかった。

改めてゴーール!
出発から5時間弱でした。
日帰り温泉

今回のご褒美は、前泊の際にも利用した道の駅喜多の郷内にある蔵の湯さん。

料金は500円ですが、17時以降は300円!良心的!

食事も充実していて

前泊の際はカレーを食べました。
一番近くのいいでの湯は休館中でこの辺はそんなに日帰り温泉が充実していないので、こちらの蔵の湯さんがおすすめかと。
道の駅で車中泊もできますし。
グルメ

ご褒美グルメは喜多方ラーメンと決めていたんですが、グーグルマップで検索してたら超有名店のばんないさんが表示されたので、ちょうど平日の昼前でそんな混んでないかなーと思い行ってみました。

駐車場、何か所もあるんすね。
はじめここの駐車場が埋まってて看板をちゃんと見ず、近くのコインパ駐めてしまい後悔。

予想通り外に行列が無く、中で少し待っただけで食べられました。
出るときには外に行列できてましたが。

キタカタ~
醤油と塩の中間みたいな味で、見た目より味は濃く、ライスもいけちゃうレベルでした。

メニュー。
あたしは大盛りそばを。

チャーシューがめちゃくちゃ美味しかったで、併設されているお土産コーナーにて家族へのお土産を買って帰宅。
今回も良き山旅でした。
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